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28日(水)に浦和競馬場で行われたダートグレード競走=第12回さきたま杯(JpnIII・1400m・1着賞金3000万円、出走12頭)は、2番人気のリミットレスビッド(岩田康誠騎乗)が1分25秒9のタイムで勝って重賞8勝目を挙げた。

 コンゴウリキシオーがスタートでつまずきかけて出遅れ。先手を取れず、愛知のキングスゾーンが逃げる展開になった。プライドキムが直後でマークして2番手を追走し、メイショウバトラー、アグネスジェダイ、リミットレスビッドのJRA勢が3番手グループを形成して進んだ。
 3コーナーでメイショウバトラーが動いて前の2頭と並ぶ形で直線に入ったが、その後にいたリミットレスビッドが直線で鋭く伸びて粘るキングスゾーン、先に抜けたメイショウバトラーを外からかわし、最後は1馬身半の差をつけて勝利した。2着に3番人気メイショウバトラー、3着に逃げた5番人気キングスゾーンが粘って地方勢最先着を果たした。4着に先行したプライドキム、5着にはフジノウェーブが入っている。1番人気コンゴウリキシオーはスタートでのロスが響いたか、その後も伸びを欠いて9着に終わった。

 リミットレスビッドは父サンデーサイレンス、母エリザベスローズ(その父ノーザンテースト)という血統の9歳牡馬で、JRA栗東の加用正調教師の管理馬。通算成績は47戦16勝(うち地方11戦6勝)。重賞勝ちは昨年12月の兵庫ゴールドトロフィー以来で通算8勝目。

<レース後の関係者のコメント>
1着 リミットレスビッド
(岩田康誠騎手)
「今日は落ち着いていて、いい仕上がりでした。ただ、マイナス9キロでこれがギリギリでしょう。内枠で小回りコースでもあり、スタートを出てくれて3番手という位置につけられたのが今日の勝因ですね。4コーナーではメイショウバトラーさえかわせば勝てると思いました。9歳でも、まだまだ活躍できると思いますよ」

(加用正調教師)
「去年は大幅に馬体が減っていて(マイナス14キロ)、これが原因で負けてしまいましたが、今日はマイナス9キロでギリギリでした。レース前に岩田君には、内枠なのでスタートで失敗して包まれないようにしてくれと言いました。前回の名古屋でのレースでは後ろから行って届かない競馬だったので、今日も小回りコースなので早めにいい位置につけられたら、と思っていました。スタートもうまく出て、1コーナーまでにいい位置を取れたので良かったです。9歳でもたいしたものですね。今後は短期放牧に出して、次の阪神開催の最終週にあるダートの1400(プロキオンステークス)を使う予定です。夏場は弱いので、その後はしばらく休ませて秋に備えます」

2着 メイショウバトラー (武豊騎手)
「僕の馬も伸びていましたが、最後は並ぶ間もなくかわされましたからね。牝馬同士のレースならまた違ったんでしょうけど」

3着 キングスゾーン (吉田稔騎手)
「3番手でレースをすることを考えていましたが、枠順からハナに行く形になりました。道中競られていた訳じゃないけどね」

4着 プライドキム (戸崎圭太騎手)
「4,5番手からレースをするように指示を受けましたが、スタートが良くてあの位置になってしまいました。3コーナーで外からメイショウバトラーが来たので、かわされるよりは、と思って動いていきました。レースの序盤はペースが遅く、1コーナーから2コーナーで少し引っかかった所がありました。それが痛かったですね」

5着 フジノウェーブ (坂井英光騎手)
「力はあると思いますが、スタートしてからの行きっぷりが悪くてあの位置になってしまい厳しかったです。斤量を背負っているのでロスの無い競馬をしたかったんですけどね」

(取材:小林雅巳)


※昨日お伝えした記事の中で3着キングスゾーンの騎手を岡部誠と記載しておりましたが、吉田稔の誤りでした。お詫びして訂正いたします。


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