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いつものように木曜の最終調整となったキンシャサノキセキ。ただ、今回は最近使っているポリトラックではなく、坂路コースでの調整となった。

記者席のモニターの前に人垣ができて大勢が見守る中、1頭で序盤からスピードに乗り一気に駆け上がる意欲的な調教。48秒台という好タイムが計時された。


●キンシャサノキセキ(堀宣行調教師)

 GIは3度目ですが、GIクラスの力のある馬だと思ってますので期待しています。
 ただ中間に挫石(蹄の底の部分の怪我)がありまして、鉄橋蹄鉄(蹄底を保護するための特殊な蹄鉄)を履いたり、先週の調教を1日延ばしたり、調整には苦労してまして、それで今回は坂路での調教を選択しました。

 今朝の調教は、挫石の影響で中間の調整が少し軽めになっていて太めが残っているので。それに鉄橋蹄鉄を新たに履いていますのでその悪影響がないかどうか、しっかりと実戦と同じスピードで走らせて最終的に確認したかったために早めにペースを上げていくように指示を出しました。最後は12秒台とやや一杯になってましたけど、(比較的体重の重い)調教助手が乗って速い時計が出てますし、最後にムチを入れずに、あまり無理に追わずに何とかこらえてくれたかと思いますので、状態自体はこれで良くなると思います。

 前回の競馬は当初のもくろみ(無理してでも後方から行ってどんな脚を使えるかを見る)とは違ってしまいまして(折り合いを欠いてしまったように)、なかなか難しい面がある馬なんです。そういう意味では今回の中京の1200メートル戦は騎手としては乗りやすい条件だとは思います。3コーナーが残り3ハロン(地点)ですから、そこでもたつくことはないので、そこまで我慢してくれれば自分から進出していけるような馬なので、直線も平坦ですし、この馬には向いたコースだと思います。

 なかなか難しい所があって、結果は出せていませんが今後短距離路線で頑張ってくれればと思っています。今回は中間いろいろありましたし、難しい所もありますから、スムーズに流れに乗ってレースをして欲しいなと思っています。


(取材:佐藤 泉)


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