暖かい日が続き桜の開花も進んでいる関東地方。美浦も昨夜は一時雷雨はあったが、この季節としては暖かな夜が明けた。近くの田んぼからはカエルの声が聞こえる。例年、カエルの声がうるさくなるのは皐月賞の頃だ。
今週から調教開始時刻が1時間早まって午前6時。5時前に目覚めると外は既に明るくなりかけていて、5時半に宿舎を出ると上空には青空が広がっていた。5時40分の調教スタンド前の温度計は9度の表示。春本番だ。
昨年の有馬記念で大金星を挙げたマツリダゴッホが日経賞から始動する。ドバイ遠征こそ諸条件から回避したが、香港のクイーンエリザベス2世Cを視野に入れてこの春のローテーションが組まれている。今朝は同じ厩舎のサイレントプライドを内に置いて蛯名騎手が騎乗していつものようにポリトラックでの調教。途中リキんで無理に抜きに出ることもなく馬なりのままで最後まで並んで余裕十分の調整となった。
●マツリダゴッホ(国枝栄調教師)
有馬記念の後は、その後どうしようかいろいろ考えていたことがあったので、正月明けまで厩舎に置いて、その後で牧場に放牧に出しました。ドバイを視野に早めに厩舎に戻したんですが、一度ドバイに間に合わすように調整を始めて、やめることになって身体を緩めて、それから再度の仕上げになりました。別に大きな狂いはないです。
馬はずっといい状態をキープしてましたし、精神的にもなんら高ぶることもなかったですし、いい状態できていると思います。今朝も一度先行しているサイレントプライドに並びかけて、以前ですとそこで折り合いを欠くこともあったんですが、我慢しましたんでね。乗っていた蛯名騎手もそのあたりを評価してましたしね。いい雰囲気だったと思います。
有馬記念というタイトルを貰ったので、これからそのタイトルに恥じないレースをしていかなければと思ってます。今回のレースについてはゲートを出たなりということで、まあ、前半折り合ってくれればと思ってます。
今後は馬インフルエンザの影響でいろいろ条件はあるので、国内と国外(香港など)の両にらみということになると思います。とりあえず、今回の日経賞で頑張って欲しいですね。ここをスッキリと行きたいと思ってます。
香港については蛯名騎手から「この馬に合うはず」という進言もありましたし、使えれば使いたいんですけどね。
(取材:佐藤 泉)
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