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高知競馬場で行われた伝統のアラブの重賞南国王冠第35回高知市長賞(1着賞金90万円、ダート2400)で、中団待機から2周目4コーナーで先頭を奪った2番人気のエスケープハッチ(田中譲二厩舎、西川敏弘騎乗)がそのまま押し切り快勝し、05年、06年に続いてこのレース3勝目を挙げると共に通算の勝ち星を50とした。

 勝ったエスケープハッチは父ミスタージョージ、母ウインザオール(その父ハツタダイドウ)という血統の牡8歳馬。通算成績は75戦50勝となった。今回は10月8日以来、久々の出走での勝利だった。
 管理する田中調教師はエスケープハッチでの3勝のほか2004年にダスティーでもこのレースを勝っており、この競走4度目の勝利。西川敏弘騎手は高知市長賞は初勝利。

 エスケープハッチは2006年10月1日に高知競馬第10レース尾花特別を勝って、それまでニホンカイキャロル(益田、福山)が持っていた46勝の地方競馬歴代最多勝記録(地方競馬全国協会の馬登録の統一化が図られ多1962年以降のもの)を抜いて単独トップとなる47勝目を記録。その後も脚部不安と戦いながら走り続け遂に歴史的50勝達成となった。

 なお、ばんえい競馬ではトーオクオーの104勝という記録がある。また非公式の古い記録ではダイニホウシュウ(アラ系)が国営競馬で44勝、地方競馬で6勝の計50勝を挙げており、またフクパーク(アラ系)が地方競馬で52勝、中央競馬で10勝(うち障害5勝)の計62勝をという数字が残っている。

◎田中譲二調教師のコメント
 なんとか、このレースに使いたいと思って仕上げてきました。(休養後)乗り出してもなかなか良化しませんでしたが、背中の張りを湯たんぽで暖めるなど工夫をしているうちに調子が上がってきましたね。

◎西川敏弘騎手のコメント
 直線の叩き合いでは馬に頑張ってくれ!と願っていました。ゴールしてからは本当に偉い馬だなと感激しましたよ。先生(田中調教師)をはじめ仕上げてくれたスタッフに感謝したいです。


(高知県競馬組合発表などによる)


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