東京11Rの第136回天皇賞(3歳上GI・芝2000m)はメイショウサムソンが優勝、自身4つめのGIタイトルを獲得した。勝ちタイム1分58秒4。
レースを先導したのは11番人気コスモバルク。3番人気ダイワメジャー、メイショウサムソンらが先団を形成し、2番人気アドマイヤムーンは中団、4番人気ポップロックは後方からレースを進めた。メイショウサムソンは直線半ばで先頭に立ち、そのまま独走態勢へ。結局後続に2馬身半差をつけゴールした。次位争いは接戦となったが、7番人気アグネスアークが6番人気カンパニーをクビ差抑え2着を確保。ポップロックは4着、アドマイヤムーンは6着、ダイワメジャーは9着に敗れている。
メイショウサムソンは栗東・高橋成忠厩舎の4歳牡馬で、父オペラハウス、母マイヴィヴィアン(母の父ダンシングブレーヴ)。通算成績は19戦9勝となった。
【レース後のコメント】
1着 1番メイショウサムソン(武豊騎手)
「今はホッとしていますね。今日が初乗りですし、しかもGIを3つも獲っている馬ですから。プレッシャーというか、大役だな、という思いを強く感じていました。レースは1番枠だったので、そんなに迷いはありませんでした。スタートも上手い馬だと石橋(守)騎手から聞いていたので、2コーナーまでは出して行こうと思っていました。包まれる形にはなりたくなかったけど、外の3頭が先行してくれたのでうまく下げられました。直線はあのコースを狙っていました。道中凄くうまくいったので手応え抜群でしたし、他の馬をマークすることもないかな、と。普通に伸びましたね。反応してくれたし伸びていたので、早めに抜け出しても焦りはありませんでした。(ジャパンカップに向けて)今日こういう結果が出ましたし、1年経って確実に力をつけていると思うので、胸を張って行きたいと思います。(海外遠征について)これは言ってもしょうがないですしねぇ。残念ではありましたけど、陣営もすぐに気持ちを切り替えて、(天皇賞へ)万全の状態で臨めるようやってきて、今日こういう結果を出せたのですからホッとしています。また次がありますしね」
2着 9番アグネスアーク(吉田隼人騎手)
「前回よりも手応えがよく、これなら突き抜けられるかもという手応えでしたが、寄られる不利で一気に手応えがなくなりました。そこから追って追って、なんとか馬の力で2着に来れましたが、スムーズならもっと際どい勝負になっていたと思います。もったいなかったですね。馬場ももっとパンパンの方がいいようです」
(河内洋調教師)
「馬場は悪いし、小さい体なのに本当によく走っていますね。ただ、伸びかかったところで寄られたのは本当に痛かったですよ。キレイに乗ってほしかったですね」
3着 6番カンパニー(福永祐一騎手)
「馬自体は、間隔が開いていましたが本当によく仕上がっていました。よく走ってくれたし、次のマイルCSが楽しみになりましたよ。ただ、コスモバルクの斜行は酷かったですね。勝てるとは言いませんが、2着はあったでしょう。後味が悪いですね」
4着 15番ポップロック(O.ペリエ騎手)
「スタートしていい位置を取ろうとしましたが、外から来られて後方になってしまいました。直線は前がうまい具合に開いてくれて伸びることができました。この馬に2000mは少し短いようで、もっと長い距離の方が頑張ってくれそうです」
5着 3番コスモバルク(五十嵐冬樹騎手)
「逃げる気はなかったんですが、勢いがついたので行きました。でも道中折り合って、しぶとく粘ってくれました。ただ、僕自身わかってはいるんですが、ゴーサインを出すと切れていくんですよ。寄せていったわけではないんです。左回りのせいですかね。これは僕自身の課題になります」
6着 12番アドマイヤムーン(岩田康誠騎手)
「ゲートも出たし、いい位置につけられて道中は楽。しかし、トップギアに入ったところでぶつけられてしまった。これじゃ馬がかわいそう」
7着 7番シルクネクサス(四位洋文騎手)
「他が外に行くところを、内でうまく立ち回れました。一瞬『おっ』っと思ったぐらい。安定して力を出せるようになってきましたね」
8位入線14着降着 2番エイシンデピュティ(柴山雄一騎手)
「ちょうどいい位置取りで行くことができましたが……。内からコスモバルクが来て、外に逃げてしまいました。申し訳ありません」
8着 13番チョウサン(横山典弘騎手)
「いや、道中ノメり通しで、馬場を気にしてレースにならなかったですね。ジャパンカップは出られるかどうかわかりませんし、これから中距離路線で戦うことになると思いますけど、良馬場ならチャンスはあるでしょう」
9着 ダイワメジャー(安藤勝己騎手)
「5〜6番手から早めに動けばいいと思っていましたが……。4コーナーからスッと伸びだして、そこで弾かれてしまいました。バランスを崩して馬が斜めになるくらい。これならもっと前に行けば良かったのかも……」
10着 10番ブライトトゥモロー(後藤浩輝騎手)
「それまでいいリズムで、さぁこれからというところでの不利。危なかったです」
11着 5番ローゼンクロイツ(藤岡佑介騎手)
「やや立ち遅れ気味のスタート。2コーナーで寄られて、トモを落としてしまいました。それに、もう少し流れが速くなってほしかったですね」
13着 11番シャドウゲイト(田中勝春騎手)
「行く馬がいなければ行こうと思っていました。流れには乗れたんだけど……この馬得意の流れだったし、本来ならもうひと踏ん張りできるんだけどね。休み明けの分かな……。返し馬の感じも悪くなかったですし、残念です」
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