JRAは「馬インフルエンザ」に関する記者会見を今日夕方6時半から東京の六本木事務所で行い、疫学的な検査の結果、今週の開催は可能と判断したと発表した。
席上、説明に当たった齋藤茂広報担当理事が「8月17日の時点では、馬インフルエンザ発生の全体状況を把握するに至っていなかったこと、また、そのため、十分に満足できる競走を確保できるかの判断が困難だったことから、18日(土)・19日(日)の開催を中止させていただきました。その後、発熱馬や出走予定の競走馬への検査など、疫学的な調査に全力を挙げて取り組み、流行状況全体を分析した結果、8月25日(土)・26日(日)の開催から、公正で充実した競馬の実施が可能であると判断いたしました。なお、感染馬であっても、発熱などの症状が出なければ体調面への影響はありませんが、8月25日(土)・26日(日)の開催については、念のため、発熱などの症状が出ない場合であっても、陽性であることが確認された馬については出走させないことといたしました」とのコメントを読み上げる形で発表したもの。
JRAの見解では「病気による出走制限については、世界の共通ルールとして、レース出走前に発熱やケガの症状が認められれば出走することはできませんが、発熱などの症状がなく、体調面で問題がない競走馬の出走が制限されることはありません」(JRA発表文書)としており、つまり「ウイルスなどが体内に侵入している状態(陽性)にあるか否かによって、出走の可否が決定されるものではなく、発熱などの症状による体調面で問題があるか否かによって出走可否が決定されるもの」というのが基本的認識となっている。
JRAの発表では16日(木)からJRA各施設で急増した発熱馬は18日(土)まで68頭、75頭、96頭と増加を続けたが、19日(日)からは57頭、21頭、48頭と減少傾向にあり、今日午後2時現在の数字も21頭となっている。(月曜の数字が小さいのは厩舎全休日に当たるためか?)
今週末から競馬再開ということになるが、馬の移動制限などは続くことになり、地方競馬との交流なども含め完全に元の状態で競馬が行われるまではもう少し時間を要しそうだ。
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