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大井競馬場(晴 良)で行われた3歳馬による重賞・第41回黒潮盃(SII・地方全国交流・1800m・1着賞金2000万円、出走15頭)は、3番手につけた9番人気のマルヨフェニックス(笠松・柴田高志厩舎、尾島徹騎乗)が、直線残り200mで先手を取ったベルモントオメガ、2番手を進んだイチモンジをかわして先頭に立つと、最後は後続に3馬身半の差をつけて1分53秒0のタイムで快勝、東海ダービー以来となる通算4度目の重賞制覇を決めた。2003年に地方競馬全国交流となったこのレースを南関東以外の馬が制するのは初めて。
 中団につけていた5番人気のジェイドロボスが直線で外から伸びて2着。その直後を進んでいた6番人気チェレブラーレがそこから1馬身半差の3着に入線。単勝1.6倍と圧倒的人気を集めていたロイヤルボスはスタートで大きくつまずく不利があり、その後4番手まで盛り返したが直線では伸びを欠いて4着に敗れた。
 
 勝ったマルヨフェニックスは父エイシンサンディ、母ビューティーエミ(その父ビーインボナンザ)という血統の鹿毛の3歳牡馬。昨年10月に笠松にデビュー後無傷の3連勝で重賞・ライデンリーダー記念を制覇。今年に入ってからはゴールドジュニア(笠松)2着の後園田で重賞・園田ユースカップを制し、名古屋で行われた重賞のスプリングカップ、駿蹄賞では5着、3着に敗れたが、6月の東海ダービーでは4コーナー先頭から押し切って快勝、ジャパンダートダービーに出走。8着に敗れたが、2度目の大井遠征となった今回は見事勝利した。

 レース後の関係者のコメントは以下の通り。

1着 マルヨフェニックス 
(尾島徹騎手)
 今日も馬場に出るまでにイレ込んでいて、ジャパンダートダービーのようになってしまうのかと思っていたが、よく頑張ってくれました。ゲートの出がよかったので3番手に行きました。うまく折り合い、道中のペースもちょうどよく、ずいぶん楽だなぁと思いました。後ろの馬が来たので、後ろの馬が来たところでハミを取ってくれましたが、直線であんなに頑張ってくれるとは…最後まで無我夢中で追いましたが、あまりに後ろが来ないのでビックリしました。大井コース2回目で、少し慣れてくれたのも良かったのでしょう。大井で勝てるとは思っていなかったので嬉しいです。

(柴田高志調教師)
 前回は初めてのナイターで馬がパニックになってしまいましたが、今回は2回目で前より落ち着いていたので良いかなと思いました。それでもあんなに強い勝ち方をしてくれるとは…信じられませんね。輸送すると毎回馬体が減るのですが、夏場に強い馬のようで今回は+3kg、状態もよかったです。
 尾島騎手には、3番手ぐらいに行くようにという指示はしていました。直線は長く感じましたね。この後は地元に帰って様子を見ますが、行ければ盛岡のダービーグランプリに使いたいです。

2着 ジェイドロボス
(石崎駿騎手)
 折り合いはついたし、流れもよかったです。前が楽そうだったので早めに動いて行きました。(地元のダービーを勝っている馬ですし)勝った馬も強かったですよ。折り合いがつけば上がりは早い脚を使ってくれます。

4着 ロイヤルボス
(的場文男騎手)
 今日は+10kg、モタモタして全然いかなかった。暑さ負けがあるのか、息遣いも本物ではなかった。ダービー3着だからこんなものではないはずなんだけどなぁ。

(取材:小塚歩)


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