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大井競馬場(晴 良)で行われた重賞・第28回サンタアニタトロフィー(SIII・1600m・1着賞金1500万円、出走16頭)は、序盤は中団を進んだ6番人気のショーターザトッシ(大井・月岡健二厩舎、今野忠成騎乗)が3コーナーからスパートし直線で3番手から抜け出しを図ったインターセフォーを捉えると1番人気のシーチャリオットの追い上げをクビ差しのいで待望の重賞初制覇を飾った。
 単勝2.1倍と圧倒的人気に支持されたシーチャリオットは道中の不利がこたえての2着。3着に8番人気のインターセフォーが粘り、4着に4番人気ベルモントノーヴァ、5着に2番人気のベルモントギルダーが続いた。3番人気のコアレスデジタルは後方から伸びを欠き完走15頭中14着だった。ベルモントファラオが3コーナーで競走を中止した。

 勝ったショーターザトッシは父アグネスカミカゼ、母ポモードリクィーン(その父タケシバオー)という血統の牡5歳馬。2004年7月に笠松でデビュー。4戦目の重賞ジュニアクラウン2着の後大井に転入。2勝を挙げて挑んだ東京ダービーは14着に大敗だったが、その後条件戦で徐々に力をつけ昨年暮れにBクラスを2連勝して勢いに乗り今年に入っても3月のBクラスとA3下を連勝。古馬になって初めて挑んだ重賞5月の大井記念では52キロのハンデで5着に善戦し、今回デビューから丸3年、45戦目で待望の重賞のタイトルを獲得した。

 管理する月岡健二調教師(39歳)もこれが2005年開業以来の298戦目(JRAとの合計で303戦目)、重賞挑戦13回目での嬉しい重賞初勝利だった。

レース後の関係者のコメントは以下の通り。

1着 ショーターザトッシ
(今野忠成騎手)
 レース前はあまり考えず、先生が気楽に乗れと言ってくれたので思い切って乗らせてもらいこんな結果になりました。
 馬場も軽いし、時計の早い馬場だと思っていました。前走でバテないのを確認できていたので、積極的な競馬をしました。人気のシーチャリオットが2コーナーで前が狭くなっていたのが見えて僕のはいい所に付けられましたからね。その分差されなかったのかもしれません。
 道中は楽に3コーナーから上がって行きましたが直線では頼むから頑張ってくれと馬に願ってました。最後は差を詰められましたが本当に馬が強くなっていると思います。
 これからも大井のジョッキーに負けないように頑張ります

(月岡健二調教師)
 重賞を勝つまで長かった。まだ実感がわきません。この馬がよく頑張ってくれました。自分で成長していく馬です。こちらが思っている以上に大人になりました。頭が下がる思いです。
 この後は決まっていません。勝っても負けても夏場はじっくり休ませるつもりでした。こちらに戻ってくるのは涼しくなってからですね。今日の競馬ができれば、距離はマイルがいいのかもしれませんね


2着 シーチャリオット(内田博幸騎手)
 不利はあったけど、最後はあれだけの脚を使ってくれたんだから力は出せたんじゃないでしょうか。手ごたえは良かったですよ。今はこれだけ走れば十分です。もっと良くなってきますよ

4着 ベルモントノーヴァ(石崎駿騎手)
 結構いい脚を使っているんですよ。ただ、この頭数で内回りですからね。展開が向けばチャンスがあるとは思っていたんですが…今日はこの馬向けのレースになってくれませんでした

14着 コアレスデジタル(山田信大騎手)
 ゲートで遅れてしまいました。それが全てですね。流れに乗れませんでした


(取材:舩山陽司)


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