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3日(日)の安田記念に出走する香港のジョイフルウィナーは、モッセ騎手を背に、今朝、東京競馬場の芝コースに入った。徐々にスピードを上げていき、直線はやや強め。
 見守るムーア調教師の元には、香港ジョッキークラブの関係者の他、オーナーが応援団を引き連れて集まり、非常に賑やかだった。
 調教後に記者会見が行われ、ムーア調教師、モッセ騎手に意気込みを聞いた。



●ジョイフルウィナーについてジョン・ムーア調教師

「今年は1頭だけでなく、エイブルワンと一緒に来日しているので、白井に着いてからも東京競馬場に着いてからも体重減も少なく回復も早く、安田記念に向けて良い状態にあります。

 去年は3着でしたが、単独で輸送して運動していたのが堪えてしまい、帰国してから毛色も状態も悪くなってしまいました。精神面での落ち込みが大きく取り戻すのに数ヶ月掛かりました。完調ではなく3着だったので、状態の良い今年は優勝候補の1頭でしょう。

 今日は数歩しか芝の上を歩いていませんが、騎乗したモッセ騎手の報告と合わせて考えると、東京競馬場の芝は非常に良い状態との印象です。願っても無い状態ですね。

 枠も去年より内側になりましたし良いですね。レースが楽しみです」


●ジョイフルウィナーについてジェラルド・モッセ騎手

「日本に来る前にジョイフルウィナーに一度騎乗していたのですが、輸送を挟んだにも拘らず、今朝も、その時と同じくらい素晴らしい状態にありました。

 非常に精神的にも肉体的にも完成している馬です。指示に対してもすぐに反応するし、乗りやすい馬です。最後の末脚を考えると日本の競馬は合いそうですね。

 1600mを超えると分かりませんが、1600mなら距離に対する不安はありません。レースの序盤の乗り方次第でしょう。

 20年以上も前に初めて日本に来ましたが、その時と比べると日本の競馬の質は格段に良くなっています。また騎手のフェアな姿勢も素晴らしいですね。

 安田記念は一番良い馬が勝つレースでしょうから、頑張ります」



 会見の席で、今年の日本馬のレベルは?ダイワメジャーの調子は?等と逆に取材をしたムーア調教師。終始、穏やかな表情には自信と余裕が感じられた。香港勢として3頭目の安田記念優勝となるのか。注目だ。


(取材:舩山陽司)


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