大井競馬場では伝統の重賞デイリー盃第52回大井記念(1着賞金3000万円、ダート2600)が16頭で行われ、4番人気のマズルブラスト(船橋・川島正行厩舎、張田京騎乗)が直線で内から一気に抜け出して勝ち昨年10月の東京記念以来の重賞制覇を飾った。
レースは3頭出しの川島厩舎勢のうち3番人気のトーセンジョウオーが逃げる展開で終始進みベルモントファイヤーとトウケイファイヤーが追い直後にマズルブラストと1番人気の川島厩舎シーチャリオットが並ぶようにして追走。2番人気のルースリンドは出遅れ加減でやや後方からレースを進めた。
直線に向いて後続が一気に差を詰めて横に大きく馬群は広がったが、最内の経済コースからマズルブラストが一気に抜け出して大接戦の2着争いを演じる各馬に3馬身半の差を付けて快勝。大接戦の2着は内から一気に追い込んだルースリンドが大外から追い込んだアウスレーゼをハナ差抑えていた。更にハナ差で逃げたトーセンジョウオーが4着に粘った。1番人気のシーチャリオットは直線で伸びを欠き11着だった。
勝ったマズルブラストは父ホワイトマズル、母セーヌリバー(その父ノーリュート)という血統の牡5歳馬。2歳時から活躍し南関東3冠路線では羽田盃、東京ダービーともに3着となっている。通算成績はこれで24戦8勝。
〜レース後の関係者のコメントは以下のとおり。
1着 マズルブラスト
(張田京騎手)
初めてだったので折り合いに専念してレースを進めました。うまく脚をためて最後はいい脚を使ってくれました。川島厩舎のうち2頭が前に行ってくれて道中は5番手でレースはしやすかったですね。位置取りも良かったし揉まれることもなかったし、とにかくスムーズにレースができました。最後まで楽でした。
(川島正行調教師)
状態は3頭とも良かった。テン乗りの張田君には道中は3番手ぐらいという指示でした。直線では内で脚を溜めていた分、このままなら行けると思って見てました。今後はオーナーと相談して帝王賞に向かうと思います。
2着 ルースリンド(石崎隆之騎手)
3コーナーから上がって行く時に、思ったほど動かなかった。折り合いは付いて良く走ってはいるんだけど。
3着 アウスレーゼ(真島大輔騎手)
距離は初めてだったので、なるべく仕掛けを遅らせようと思っていたんですが、最後は止まってしまいました。
11着 シーチャリオット(内田博幸騎手)
途中までは良かったんですけどね。この馬にとっては距離も長いし、58キロもあったからね。3コーナーで手応えが怪しくなりました。状態は良かったとは思いますが、いい頃を10とすると走りに関してはまだ3ぐらいですかね。
(取材:木和田篤)
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