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29日(日)京都競馬場で行われる天皇賞・春(芝3200m)に出走を予定するトウショウナイト(牡6 美浦・保田一隆厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●トウショウナイトについて保田一隆調教師

「日経賞は、この馬なりに力を出していると思います。勝ち馬との斤量差や、体が多少重かったこともありましたが、よく走ってくれています。今回につながる内容だったと思います。骨折休養明けからは良くなるまでに時間は掛かりましたが、それからは大崩れもなく、この春はここ目標に順調に来ています。4歳の頃よりパワーアップしていますし、骨折の後遺症が完全に消えているというのも大きいですね。

1週前はビシッと追って、レースの週は調整という形。今回は一番の勝負どころですので、実戦に近い強い調教を意識してやってきました。きょうの最終追い切りは長めから入って終い重点のメニュー、予定通りいい感じで、ラスト1ハロンもスッと反応していましたしこれで十分、最高の仕上がりだと思います。体も完全に絞れていますし、動きも申し分ありません。

エンジンが掛かるまでの反応が他の馬よりワンテンポ遅い馬なので、うまく早めに動いて長く脚を使えれば。それで押し切れたら最高ですし、それで差されてしまえば仕方ないと思っています。今回は力も拮抗していると思いますし、展開ひとつでチャンスはあると思っています。できれば美味しいお酒を飲みたいですね」

●トウショウナイトについて武士沢友治騎手

「日経賞では、プラス体重に58キロの斤量もあって反応は鈍かったのですが、それでも最後は盛り返してきていました。あそこまでいったら差し切りたかったけど…、よく差を詰めてくれました。去年の夏に札幌で勝ったときから違う雰囲気になってきていました。重賞を勝ったころはいちばん充実してきていたし、有馬記念はプラス体重がモロに響いてしまいましたからね。

この中間は特に“攻めた”と思います。最終追い切りは輸送などもありますし、終い重点で。先週ビシッとやられていることもあり、反応も良く、動きも素軽くなっていました。体もいい具合に絞れていると思います。

2年前のこのレースではスタートが良くなくて後手を踏んでしまいましたが、勝ち馬と一緒の上がりで上がってきましたからね。あの時は3200mは未知の世界でしたから、距離を経験している分今回は強気に乗れると思います。先週の京都のレースを見たら33秒台の上がりが連発していたので、雨が降ってくれるに越したことはありませんね。近年まれに見る混戦だとは思いますが、その混戦を制して勝利に手が届けばと思います。仕上げは大変でしたが、厩舎一丸となってやってきましたので、いい結果が出るように頑張ります」

(取材:舩山陽司:小塚歩)


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