29日に京都競馬場で行われる古馬長距離GI=天皇賞(春)に出走を予定しているネヴァブションについて、関係者のコメントは以下の通り。
●ネヴァブションについて伊藤正徳調教師
「今年に入って3連勝と、ようやく期待通りの活躍をしてくれる様になってきました。本当は3歳の頃から活躍して欲しかったんですけどね。
以前は風船みたいな体でしたが、今は実が入ってきました。
前走の日経賞で体重が減っていましたし、今度は京都への長距離輸送もあるので、この中間は軽めの調整をしてきました。
今日の追い切りもそれほど強くはやりませんでした。元々ソエで苦労した馬ですから、硬い馬場でビッシリとやる様な調教は避けています。良い状態でレースに臨めそうですよ。
3200mは未知数ですが、母系はスタミナのある血統ですから対応してくれると思っています。
マツリダゴッホ、トウショウナイト、そしてネヴァブションと関東馬が揃いましたから、関西馬相手に頑張りたいですね」
●ネヴァブションについて北村宏司騎手
「前走は調教の段階からいい調子をキープしていたので楽しみにしていました。レースも強いメンバーの中できっちり差し切ってくれましたね。条件戦に乗って勝った時に馬がガラッと変わっていたので、去年の春とは体つきも変わってきていたし、イメージ以上に走ってくれましたね。デビュー当時は泥をかぶるのを嫌がったり、体も弱いところがあってふらついたりしていたのですが、随分たくましくなりました。
追い切りはウッドチップで、同厩舎の馬を追いかける形で。時計は予定より少し速くなりましたが、余裕を持った内容で息遣いもよく、いい感じだったと思います。力むこともなく、終いは1ハロンほど併せましたが集中していたし、いい状態できているなと思いました。
GIですから、やはり強いメンバーが出てきているな、という印象です。ここまで3連勝してきて勢いもありますし、対戦していない相手もいますが楽しみの方が大きいですね。力んで走るタイプではありませんし、菊花賞などで京都への輸送も経験していますし、3200mでも問題ないと思います。動き出すまで、エンジンがかかるまで手間取るところはありますが、逆に京都のコース形態なら合うと思うし、先団を見ながらレースが出来れば並ぶところまで行ってくれますから。すごく楽しみにレースを迎えられそうです」
(取材:舩山陽司、小塚歩)
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