ここ3週連続で栗東を訪れているが、1週毎に、確実に気温の上昇を感じ、今朝は軽装でも全く問題が無いほど春らしい一日となった。まずは大阪杯に出走するメイショウサムソンからレポート。注目の転厩初戦、陣営の思いはいかに?
★メイショウサムソンについて石橋守騎手
「休養後、実際に騎乗したのは3回ですが、全て時計を出しています。1回目より2回目、2回目より今朝と、徐々に馬は良くなっています。賢い馬なので環境の変化(転厩)にも戸惑うことなく、順調に来ています。
今朝の追い切りは、この馬のパターンで坂路からDWの併せ馬でしたが、先週より動きは良かったし、休み明けにしては、良かったと思います。
59kgの斤量自体は、僕自身は気にしていません。ダービー馬の名に恥じないレースをしたいと思っています」
★メイショウサムソンについて高橋成忠調教師
「この馬を預かることになった以上、スタッフ共々同じ気持ちで、とにかくかたくならないようにと思ってきましたが、やはり色々気にしてしまいますね。
以前はですね、戦歴が、早くからスタートして、徐々に力をつけて頂点に登り詰めた馬でしたから、いわゆるエリートではなかったので、『よくぞここまで強くなったな』という憧れの気持ちで見ていました。
『いい馬だ』ということは頭にありますが、実際にやってみて、手のかからない頭の良い馬という印象ですし、素晴らしい、走る馬という感覚しかありません。
入厩からここまで、非常に忙しい流れの中でやってきましたが、放牧先での状態も含めて見てきていますので、八分くらの状態では出走できると思います。
瀬戸口さんから引き継いで、まだ瀬戸口厩舎の名残でやっているような感じで、実感が沸いてきません。1回使えば、実感も沸いてくるのではないかと思っています。
2冠馬ですし、古馬路線で頂点に立たなければならない使命感もあります。そこまで行ってようやく『やれやれ』ですし、頑張らなければなりません。だからこそやりがいもありますが、成績も残さなければなりませんから、楽しみというより、無事に乗り越えて欲しい、ちょっと複雑な心境です。でも、こういうことには徐々に慣れてくると思いますし、とりあえず第一戦、無事に終わればと思っています」
(取材:中野雷太)
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