佐賀競馬場(晴 良)で行われたダートグレード競走、第34回佐賀記念(GIII ダート2000m 1着賞金3000万円)は、1周目のスタンド前で一気に先頭を奪った4番人気サイレントディールがそのまま押し切りレコード勝ち、3歳秋の武蔵野S(JRA東京)以来久々の重賞勝ちを飾った。
キングスゾーンが好スタートを切るが、ハナを奪ったのはバンブーエール。クーリンガーとマイネルボウノットのJRA勢がこれに続いて先行集団を形成、キングスゾーン・タガノインディーと続き、地元期待のナムラハンニバルはこのグループの後ろにつけた。ペースががくんと落ちた1周目のスタンド前で、中団後ろにいたサイレントディールが一気に進出して先頭をうばい、ペースを作り出して2周目へ。クーリンガーとマイネルボウノットが追いかけるが、ペースアップするとバンブーエールは後退。4コーナーでマイネルボウノットも脱落して直線は2頭の一騎打ちに。クーリンガーがジワジワ差を詰めるが、半馬身差まで迫ったところがゴールだった。
勝ちタイムは2分7秒4、99年のこのレースでスノーエンデバーがマークしたタイムを8年ぶりに0秒3更新するレコードタイムだった。勝利騎手はJRA・武豊。
2着に1番人気だったクーリンガー。3着は6馬身開いて、4コーナーで差を詰めた6番人気キングスゾーン(愛知)だった。4着に兵庫のタガノインディー、ナムラハンニバルは6着。2番人気マイネルボウノットは7着、3番人気バンブーエールはシンガリ12着に敗れた。
サイレントディールは父サンデーサイレンス、母フェアリードール(母の父Nureyev)の牡7歳栗毛馬、JRA栗東・池江泰郎厩舎の管理馬。通算成績は39戦7勝、重賞は3歳時のシンザン記念、武蔵野Sに続き、3年3ヶ月ぶりの3勝目となった。
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