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高松宮記念へその成績が結びつくレースとなっているCBC賞を制して今回本命候補の1頭となっているシンボリグラン。先日のオーシャンステークスでは出遅れながら4コーナー最後方から追い込んで一気に3着まで上がった脚はさすがと感じさせるものだった。

 今週の調教は燃えすぎる馬の気性を考慮して馬の比較的少ない木曜日の馬場整備明けに行われた。坂路ココース800メートルを64秒1という時計で足慣らしをしたあと、ほとんど馬のいない時間帯を選んでの最終調整は49秒0−36秒5−24秒9とラップを刻み、最後の200メートルを流す形で12秒7の時計でまとめた。引き続き好調のようだ。


●シンボリグラン(畠山調教師)

 今日の調教は(800メートルを)50秒ぐらいのつもりでいても40秒台に入ると思っていたんですが、馬が少ない状態でも結果的には49秒台できましたね。本当にオーシャンステークスの時にかなりの状態い仕上がっていたと判断しておりますので、その状態をキープできてると思っております。見た目も大きな変わ目もなく、間隔も詰まってますのでほぼ同じ状態にあると判断しております。

 先週も、もし(調教で)追ってしまえば同じような時計で走ってきてるだろうし、オーバーワークにならないように今週は馬の少ない木曜日を選んだんですけど、本当に順調に来ていますので、いい状態にはあると思います。

 坂路のスタート地点から計測部分(残り800メートル地点)までも乗り手の感触ですと前回以上に行ってた感じなんですね。ですから5ハロン(1000メートル)の時計が計測になってたらきっと63秒台ぐらいの時計で走っちゃってると思うんですね。ですから、それを先週、今週と続けるのはオーバーワークの危険性が出てくると思ったので、(強い調教は)今週の1本だけと前回の競走が終わった後からそういう予定でいたんですけど。

 短距離路線に向かうきっかけとなったのは、これだけの馬体、スタッフが乗っての乗り味、血統を含めてのものなんですけど、思った結果が出せないということで、激しい気性が邪魔してるってことがあるので、短い距離のレースで集中力を切らさないようにということで短距離を試したところ、うまく行ったということなんですけど。

 以前は本当に(レース中に)左右にふらついたりしたこともあったんですけど、それも徐々に解消されて少しずつ大人になってきてると思っているんですけれど。ただ、前回の競走のようにスタートをミスったりするってことは、まだ若さも残ってるって感じですけど。

 ま、全体的には総能力を含めてだいぶいい方に向いてると思います。前回の競走もゲートの中で暴れたり膠着したりということではないので、本当にタイミングが合わなかっただけと厩舎サイドでは判断してますので、これといって騎手に指示を出すこともないと思います。

 今の中京競馬場については、あまり悪い馬場は経験しているわけではないんですが、時計のかかる馬場でも十分対応できると思ってます。相手も揃ってますけど、スムーズなレースができれば上位争いできると思ってます。勝負根性ある馬ですから競り合いになれば力を発揮してくれると思います。

 持ち時計がないのは時期的に時計の出る馬場の時期、コースで実際走ってないですので、そういうコースで走ってれば今以上の時計で走れると思ってます。

 (輸送後、1週延期となった)CBC賞の時も、(中京から)一度戻って水曜日に再度さっと追い切りをしまして土曜の競馬ですから、追い切り後から競馬への3日という間隔も今回と同じですから、それも対応できると思っています。


(取材:佐藤 泉)


 


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