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東京10Rの第25回ジャパンカップ(3歳上GI・芝2400m)は、イギリス調教馬の3番人気アルカセット(L.デットーリ騎手)がゴール前の大激戦をハナ差制し優勝した。勝ちタイムは2分22秒1のコースレコードで、89年ジャパンカップでホーリックスが記録したレースレコードを0.1秒上回っている。

 レースは序盤から7番人気タップダンスシチーが速いペースで馬群を引っ張る展開。4番人気アドマイヤジャパン、5番人気ウィジャボードらが先団につけ、アルカセット、1番人気ゼンノロブロイ、2番人気ハーツクライはいずれも後方でレースを進めた。直線半ばは大混戦となり、ゴール前になってようやくアルカセットが抜け出しを図るも、馬群を縫って追い込んだハーツクライがゴール板の直前で襲い掛かり、2頭が並んだままゴールイン。写真判定の結果、ハナ差でアルカセットに軍配が上がっている。3着争いも接戦となったが、1番人気ゼンノロブロイが中団から伸びたリンカーンをハナ差抑え複勝圏を確保した。

 アルカセットはイギリス・L.クマーニ厩舎の5歳牡馬で、父Kingmambo、母Chesa Plana(母の父Niniski)。通算成績は16戦6勝となった。


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