盛岡競馬場で行われた統一ダートグレード競走(GIII)第9回マーキュリーカップ(1着賞金3000万円、ダート2000,14頭)は、圧倒的人気に推されたJRAのピットファイター(美浦・加藤征弘厩舎、安藤勝巳騎乗)が中団追走から3コーナーでスパート。4コーナーで先頭に並びかけると直線で一気に抜け出し、2着のスターキングマンに7馬身の差をつけて圧勝した。3着には去年の覇者10歳馬スナークレイアースが入り、3着までをJRA勢が独占。地元勢ではエアウィードの4着が最高。逃げた2番人気のクーリンガーは5着だった。
勝ったピットファイターは父プルピット、母デアリングダンジグ(その父ダンチヒ)の牡6歳馬。兄エクトンパークはアメリカ重賞路線で活躍、妹のデアリングハート(父サンデーサイレンス)は今年の桜花賞3着、NHKマイルカップでも3着と大健闘している。
ピットファイターは2001年に藤沢和雄厩舎からデビュー。芝で2戦し勝利を得られないまま休養に入り、翌年に加藤厩舎へ移ってその年2戦目の旭川での交流戦で初勝利た。その後はダート戦で堅実に勝ち星を積み重ねたが骨折などもありやや出世が遅れて、5歳秋になった去年10月に重賞初挑戦で武蔵野ステークスを制した。初のGI挑戦となった今年のフェブラリーステークスも6着と善戦。4月に行われたアンタレスステークスで重賞2勝目を挙げ、今回の勝利で統一ダートグレード競走連勝となった。
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