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去年は青葉賞を勝ってダービーでも期待されたハイアーゲーム。ダービー3着は力の証明だったが、その後どうもスランプ気味の成績となってしまっている。
 今朝はこの馬としては珍しくウッドチップコースに入っての調整。長めを追われて1000メートル62秒台の速いタイムを計時した。水分を含んで速いタイムが出易い馬場とはいえ、スランプ脱出を予感させる力強い動きだった。


●ハイアーゲーム(大久保洋吉調教師)
 
 本来はダイヤモンドステークスの後、日経賞を(天皇賞との間に)1回挟もうと思ったんですが、ダイヤモンドステークスの後、思ったより疲労の抜け方が遅かったもんですからね。パスしちゃったんですけどね。使わなかった分、疲労は取れたとは思うんですねどね。

 ダイヤモンドステークスは3400のハンデ戦で57キロの斤量だったんですが、この斤量はこれから背負っていかなくてはいけない斤量なんでね。でも斤量の軽い馬にやられてしまいまして、少し身体が重かったこともあって、思いどおりいかなかったって感じですね。

 去年の今頃はクラシックを控えて厳しいレースもしてましたし、足元に弱い部分もあったんですが、古馬になって、そういう部分はほぼ解消したって言っていいでしょう。気性面は相変わらず、うるさくてわがままですが。

 中間は疲労を取るのに時間をかけたんで、ちょっと重いかなと思いながらやってきたんですが、先週あたりは見た目以上にケイコも動きましたしね。身体の成長もあるし大きくなってきてますからね。大体、先週で仕上がったかなと思ってますけど。
 今日の調教は中間に一度右回りのレースを経験させたかったということもありましたし、そういう意味もあって(直線の坂路ではなく)右回りでやりたかったっていうのもありましたし、坂路でオーバーワークになるのも嫌でしたから、ウッドチップコースでやりました。

 右回りでいまひとつ実績が上がっていませんけどね。いろんな面で進歩というか丈夫になってきてますしね。今回はメンバー的にそんなに抜けた感じの馬はいない感じもしますしね。かなり戦えるつもりでいるんですけど。

 この馬の良さは終いの切れですが、折り合い面に問題もありますから、何とか折り合いを付けてしまいの切れを生かす競馬をしてくれればと思いますけど。
 状態はダイヤモンドステークスよりは確実にいいですから、今後もGI路線でかなりやれるという自信もありますしね、かなりいいんじゃないかなと思ってますけど。


(取材:佐藤 泉)


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