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美浦トレーニングセンターは青葉の季節。新緑が朝日に輝いている。桜の季節が過ぎて季節は初夏へと移りつつあり、気分もウキウキして来るのだが、どうも取材陣の意気は上がらない。今週の天皇賞、来週のNHKマイルカップをはじめGI競走のの有力馬のほとんどが関西馬。ある新聞社などは「ダービーの時にはカメラマンを2人とも栗東に送ってしまおうか」と検討を始めているらしい。今週の天皇賞は混戦模様。何とか美浦所属馬に混戦を断ってほしいものだ。

 昨年後半からステップアップを続け、重賞勝ちこそないものの、グレードレースで十分通用することを示しているトウショウナイト。騎乗する武士沢騎手は天皇賞初騎乗となるが、月曜日、中山のJRA育成馬のセリに顔を出すなどリラックスムード。自然体でレースを迎えられそうだ。
 今朝は馬場整備終了後、1頭で馬場に入り軽快にウッドチップコースを駆け抜けた。


●トウショウナイト(保田調教師)
 
 オープン入りしてからGIIを2回使って、思った以上の成績を挙げることができましたので、これで天皇賞に挑戦してみようかなという気持ちで向かいます。
 重賞を勝ってないですし、今回もあくまで挑戦者という立場なんですけど、馬の具合とかいろんなところで天皇賞に出しても恥ずかしくない状態になっているんじゃないかと思ってますけども。
 去年の秋から順調に心身共に成長してステップアップしてきましたんで、力があったからここまで来たんだと思いますけどね、素晴らしい馬に成長してくれたなと思います。

 ここ2戦は、最初の京都記念は雨で馬場も悪かったりしてましたんでね、そういうのも少し味方をしてたのかと思いましたけど、前回の日経賞では良馬場でも好レースで勝ちに行く競馬をしてくれて、それであそこまで力を出してくれたんで、結果的には負けましたけどある程度満足はしてますけど。でも更にまだ良くなると思いますけど。まだ底は
見せてないと思いますけど、一線級になるといろんな条件をクリアしていかなくてはならないんで、まだ課題はかなり残ってますけど、それをひとつひとつクリアして行けば更に良くなると思いますけど。初経験の距離をどう踏ん張ってくれるか、それが今一番のクエスチョンマークですね。

 先週の調教は併せ馬でビッシリ追いまして、時計的にも動きにも満足いくいい調教ができたと思います。今日も終い中心の調整でいい感じで調整できましたから、あとは疲れを残さずにレースでゲートに入れられればと思います。状態は100パーセント近くで行けると思います。

 レースのカギは、厳しいレースにはなるとは思いますが、この馬の競馬をしてくれれば、いいレース内容にはなるとは思いますが、いい位置で競馬をすることになると思うんで、今回はおそらくこの馬の後ろから来る馬が評判馬なんで、その馬たちとどのぐらい終いの脚の差があるのか、まあやってみないとわかりませんね。

 今回天皇賞初騎乗の武士沢騎手もデビュー9年目、僕も開業して9年目ですからね。何とか勲章を取れればいいとは思ってるんですけどね。


(取材:佐藤 泉)


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