JRAは、平成17年1月1日から以下の3点について変更して実施することを発表した。
〔1〕 騎手の進路の取り方に対する制裁基準の改定
★走行妨害に関する制裁基準の改定
走行妨害があった場合の騎手に対する制裁について、以下の通りに騎手の過失の程度に応じて騎乗停止日数を科す。
・不可抗力によるもの(例:馬の疾病、馬具の破損など)‥‥制裁なし
・偶発的なもの(例:馬の癖、発走直後の躓きなど)‥‥‥‥停止2日
・不注意によるもの(例:後方不確認など)‥‥‥‥‥‥‥‥停止4日
・危険、悪質など、重大な過失によるもの‥‥‥‥‥‥‥‥‥停止6日以上
(例:斜行の不修正、強引・執拗など)
★過怠金適用額の改定(「進路の取り方」に関する制裁)
[現行の制裁] [改定後の制裁]
戒告 → 戒告
1万 → 1万
2万 → 3万
3万 → 5万
4万 → 7万
5万 → 10万
10万 → 停止2日
★進路の取り方について現行の過怠金10万円に該当する違反行為(走行妨害にはならないが危険、悪質な騎乗)に対し騎乗停止2日を科すことについて
現行の10万円に該当する「走行妨害には至らないが継続的に斜行し修正しない、あるいは自ら馬を併せに行き、その上で肘などを張って他馬の騎手の動作に影響を与えるなど」の悪質なものについては、騎乗停止2日という厳正な処分を科すことになった。
〔2〕着順確定時の「騎手の整列」の廃止
開催日での騎手業務の効率化及びファンサービス(騎手がパドックで騎乗する環境作り)の観点から、裁決委員が着順を確定する際の「騎手の整列」を廃止する。
〔3〕パトロールビデオの公開枠の拡大
現在、パトロールビデオは審議となったレース(審議箇所)に加え特異的な競走中止事例及び平地のGIレースについてファンに放映しているが、ファンサービスの観点から平地のGII、GIIIのレースのパトロールビデオについても同じようにレース当日の夕方にITVで放映する。
なお、このパトロールビデオはその夜(概ね19時)からJRAのホームページでも閲覧可能となる。
(JRA報道室発表)
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