夏は新潟から札幌を走り、10月の東京ではくるみ賞を快勝、その勢いで京王杯も3着と健闘したセイウンニムカウ。今朝の調教では香港に遠征予定の横山典弘騎手に代わってレースで騎乗予定の田中勝春騎手が騎乗してウッドチップに入ろうとしたがなかなかいうことを聞かず、ようやく入ってからもなかなかスピードが上がらなかった。結局最終調整らしいスピードに乗ったのは4コーナー手前。そのまま調教のゴールを過ぎてもスピードを落とさない変則的な調教となってしまった。
●セイウンニムカウ(上原調教師)
ちょっとズルイところが出てきましたんで、調教でスタートをするタイミングがずれてしまったんですけど、そのあとは追い切り自体は時計も出てますし、先週もしっかりやってますからね。今回は初めて乗るジョッキーに感触をつかんでもらうのが重要だったわけですから、まあそういう意味では予定通り行ったと言っていいと思いますけどね。ジョッキーは「すみません」と言ってましたけどね。
最初のころはまだムキになって一本調子で走るようなところがあって、前々回の競走までは距離の心配があったんですが、前回の競走あたりからリラックスというかずるさを覚えてきましたんで、距離も今回の距離ぐらいなら対応できるんじゃないかなと思ってます。
前回あたりは最後にもう一度伸びようという姿勢も見せてましたからね。折り合いもついて馬ごみの中でも行きたがるところなく、終いに伸びてくれましたんでね。いいレースだったとは思ってますけど。レースはだんだん上手になってきていると思いますよ。
いいスピードを持っている馬ですので、そのスピードをいかにレースでコントロールできるかが課題でしょうね。持って生まれたスピードはかなりのものを持っている馬だと思いますよ。ここに来て折り合い面の心配なども少しは解消されてきれると思ってますので、流れに乗ってレースができるんじゃないかと思ってます。
どうしても中山の1600メートルのコースですから内枠でも引いてくれれば有利だとは思うんですが、それはともかくうまく流れに乗って大人びたレースをしてくれればと思ってます。相手なりに走れる馬ですので、一発勝負を狙ってほしいと思ってますよ。
(取材:佐藤 泉)
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