ようやく関東地方にも寒気がやってきた。今朝、調教開始時刻7時の気温は2度。6時半過ぎに宿舎を出ると駐車中の車のフロントガラスに霜が張り付いていた。9時になっても気温は5度。それが太陽が上に位置を変えるにつれ、一気に上がって11時には12度まで上がった。まだまだ冬は遠いのか。今年の気候はどうも変だ。
まだ冷たい空気の中、阪神ジュべナイルフィリーズに出走するアンブロワーズは入念な引き運動をスタンド裏で行った後に8時半過ぎに馬場入り。芝コースで同じ厩舎のエステヴァンを追いかける調教を行った。5馬身あった差がみるみる詰まり。直線内に馬体を併せ余裕の手応えだった。
●アンブロワーズ(小島太調教師)
函館を終わった時点でこのレースを目標にしてましたんで、その後はたくさん強い馬もデビューしてくるでしょうけど、それなりの成績でこのレースに向かえばそれなりの注目は集めるだろうとは思ってました。2歳の最大目標は北海道の2歳ステークスに置いてましたからね。ここは余裕を持った気持ちで向かってもらうようにアンブロワーズには言ってるんですけどね。
この馬は気が強いし、2戦めの函館2歳ステークスの時も出遅れながらひるまずに先行集団に入って行ったんですけどね。そういうところもなかなか凄いなと思ってね。抜けてから我慢してしまったところにも女馬らしからぬ「強い」サラブレッドっていう印象も持ったんですけどね。身体も立派ですからね。
ここまでの活躍は期待通り。今回は物凄くレベルが高いですからね。今回のレースが来年の桜花賞などに結び付くかどうかの試金石になるでしょうね。
前回のレースの後はノーザンファームに放牧に出したんですが、回復が凄く早くてすぐに時計を出してたんです。それにこのレースの前に1回使おうかという気もありましたんで、厩舎に戻って来た時はもう8分程度はできた状態だったんです。今日の追い切りも満足というか十分でした。のんびりと余裕のある仕上げ方をできました。
彼女の強さは輸送なども気にしない精神的な強さですから、今回の輸送も全く気にしてません。速いタイムにも適応できると思いますよ。不安と言えば相手が一気に強くなることと、距離も一気に伸びることです。未知のことで不安と言えば不安ですね。まあ、自分の頭に描いているよう、いい方に進んで欲しいですね。
(取材:佐藤泉)
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