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東京11Rの第24回ジャパンカップ(GI・芝2400m)は1番人気に推されたゼンノロブロイ(O・ペリエ騎手)が2分24秒2(良)のタイムで優勝、人気に応えてGI連覇を達成した。2着に2番人気コスモバルク、3着に7番人気デルタブルースが入り、日本馬が上位を独占した。

マグナーテンが作り出す平均ペースの流れを中団の外めからスムースに追走したゼンノロブロイ、直線も馬場中央よりから進出し、満を持して坂上から一気に抜け出した。前走で吹っ切れたのか、距離延長にも末脚は鈍ることなく、極上の切れ味を見せてあっという間に他馬を置き去りにし、現役最強を強烈にアピールした。2番手でうまく折り合ったコスモバルクは、直線、一旦下がりかけたものの、しぶとさを十二分に発揮して盛り返し、2着を確保した。息の長い末脚を見せたデルタブルースがゴール前で外国馬最先着のポリシーメイカーを交わして3着に上がった。3番人気ハーツクライは末脚不発で10着に惨敗。

ゼンノロブロイは美浦・藤沢和雄厩舎所属で、父サンデーサイレンス・母ローミンレイチェル(母の父マイニング)という血統の4歳牡馬。通算14戦6勝で、GIは前走、天皇賞・秋に続いて2勝目。


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