昨日の東京は霧の夜明けとなり暖かい朝となったが、今朝の美浦も午後6時半の気温が16度。爽やかな朝となった。宿舎から南馬場まで早足で歩くと汗ばんで来るほど。木々は赤や黄色に色づき、秋本番の気配なのだが、初夏のような陽気の中、調教開始の7時(遅い!)を迎えた。
いつものように真っ先に馬場に入って行ったのは藤沢厩舎の大集団。その後、しばらくして角馬場で入念にウオーミングアップをしたグラスポジションがウッドチップコースで柄崎騎手を鞍上にベルーガとの併せ馬の調教を行った。
速いペースを作るベルーガをがっちりマークして直線で力強く伸びてきた。
●グラスポジション(尾形調教師)
直線はビッシリ併せたわけですが、今日の調教は一緒に併せたベルーガをしっかりやりたかったんで、それに置かれてもいいと思って指示したのが、半マイルから少しずつって言っておいたんですが、少しペースが速かったですね。まあ、結果思ったより速い時計が出て、それがレースに行っての影響がなければいいな、と思ってますけど。
終いの伸びは良かったですね。こんなに動ける馬じゃなかったですよね。新馬に下ろした時もあまり人気にならなくて3着に来たのは、やっぱり稽古であまり動かないから人気にもならなかったんだろうし、今年の春前半でも65秒を切るのが一杯一杯の馬だったからね。
今日は調教を見てて、馬に行く気があるっていうのかな、でもひっかかるようなところもなくて、気持ちは充実してると思いますね。
前回のレースは、前半かなり遅いなと思うレースの中で、何か反応が悪いのか、乗っていた柴田君がかなり気合を入れながら追走してたみたいですけど、正直3分3厘あたりでは、これではなあ、って気がしてたんですけど、よく交してくれて、かなり満足いく競馬でした。
今回のレースは、まあ、レースというのは強い馬が前に来るわけで、うちの馬は所詮条件戦をクリアしてきただけですから、馬券的にこういう上がり馬は面白いぞってとこはありますけど、冷静に考えたら手薄なGIIとはいえ、重賞を勝ってきている馬が相手ですから、それはシンドイと思いますよ。
でも、ここでどこまで頑張れるかね。簡単にはクリアできるとは思ってませんけど、調子だけは本当に充実してきてるなと、馬の気配とかね、気持ちだとか、それに託して、どこまで頑張ってくれるのかなって気持ちは持ってますけど。
(取材:佐藤 泉)
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