お知らせ:

競馬実況web

かねて入院療養中だったJRA元調教師の諏訪富三氏が、9日(月)午後6時55分、府中医王病院で亡くなった。72歳だった。

 諏訪氏は1932年(昭和7年)4月10日東京生まれ。1948年(昭和23年)に騎手見習として東京競馬場の田中和一郎厩舎に入り、1951年(昭和26年)同厩舎で騎手デビュー。以後荒木厩舎へ移り1965年(昭和40年)に引退するまで23勝を挙げている。

 騎手引退後は荒木厩舎で調教助手となり、1974年に調教師免許を取得。1975年(昭和50年)9月10日に厩舎を開業し昨年2月末日で引退するまで256勝を挙げた。

 通算重賞4勝。1975年アンセルモでクイーンステークスと牝馬東タイ杯を、79年にソーウンオーで東京障害特別を、85年にはダービーリッチでラジオたんぱ賞を勝っている。


(JRA報道室発表による)


※1975年アンセルモでのクイーンカップ勝ちは開業5日目の快挙。厩舎の初出走初勝利が重賞競走という珍記録で、スピード重賞初制覇の記録にもなっている。


お知らせ

お知らせ一覧