お知らせ:

競馬実況web

土田稔調教師が、平成16年7月29日から平成16年10月28日までの3ヶ月、調教停止となった。なお、クリスタルCを制したタイキバカラなど、土田稔調教師の管理馬38頭は、7月29日付けで大久保洋吉厩舎に転厩する。

これは、名義貸し事案に絡んでのこと。馬主登録の無い第3者の所有馬を、ある馬主が、自己名義で土田稔調教師に預託し、平成16年4月29日に競走馬登録を受けようとし、土田稔調教師は、この馬の預託を引き受け、競走馬登録申請に際し、名義貸しを防止するための調教師としての責務を怠っていたことが判明した。

この件に関して、JRA山崎常務理事(審判担当)は、以下のようにコメントしている。

「馬主の名義貸しにつきましては、平素よりその未然防止に努めておりますが、そうした中、このような事案が発生したことは誠に遺憾であります。今回の事案は、当事者となった馬主の名義貸しに対する認識の欠如と、名義貸しを未然に防止する立場にある調教師が、その責務を怠ったことにより発生したもので、今後このような事案が再び発生することのないよう、関係者に対し改めて注意喚起を促し、より一層の公正確保に努め、ファンの皆様に信頼される事業運営に万全を期す所存でございます」

(JRA報道室発表)


お知らせ

お知らせ一覧