天皇賞を挟んで夏にはフランス、12月には香港遠征をこなしてきたローエングリン。今年2戦目のレースとなるマイラーズカップへ向け芝コースで調教が行われた。
●ローエングリン(伊藤正徳調教師)
昨年の安田記念からずっと体調自体は100パーセントの状態で使っているということがあまりなかったんですよ。で、それでも海外遠征も2回こなして、なおかついろんな初体験をいろいろやりましたからね。その意味でローエングリンにとって非常に辛い1年だったかなと思います。それを耐え切ったということで馬も大変成長しているんだと思います。
中山記念はまだ完全に海外遠征からの疲れとかストレスとかから立ち直ってないという状態だったと思います。それでもああいった(速い)ペースで引っ張って行ってあそこまで粘り切れるという能力の高さというか、この馬の強さを再認識したというところですね。
中山記念の後の疲れといったものはなかったですね。疲れというよりも精神的なものですから、精神的なものプレッシャーを取ってあげれば、おのずと楽に走るようになりますしね。レース後に2週間ほど山元トレセンに放牧に行くことで気分的なものも精神的にリラックスできた面がありますから、今回は馬が帰ってきてからガラっと変わってましたから、これなら良かったなといったところですね。
今日は芝コースで前に2頭を置いて本来を内を回るところを外を回ってきたという調教でした。馬を前に見ながら調教をしたというところですね。前に2頭いたんですけど、以前の調教ではしゃにむに前の馬を捉まえとする意思があったんですけど、今日はひっかかってはいましたけど、ガマンできる状態で押さえられましたから精神的にも(今は)落ち着いていると思いますね。まあ、昨年のマイラーズカップを勝った時の状態には戻ってます。
毎度毎度強いローエングリンと言い続けていますが、またもっとファンの応援に応えられるような強い馬に仕上げていきたいと思っていますんで、諦めずに応援して頂きたいと思います。
(取材:佐藤 泉)
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