11日(日)に阪神競馬場行われる牝馬クラシック第一弾、第64回・桜花賞(芝1600m)の出走予定馬について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●ダイワエルシエーロについて福永騎手のコメント
「先週、ある程度やっていましたので、今週の追い切りはサーッとやって終いは12秒5ぐらいでと言う指示でした。そのイメージ通りの追い切りは出来ましたし、状態に関して言うことはありません。馬もだいぶしっかりしてきた印象です。
前走のクイーンCは、気の良い馬だから掛かるのを心配していましたので、折り合いだけに気をつけて乗りました。この馬のペースで上手に気を抜いて走ってくれましたから、余裕を持って直線に入れました。前に行くだけのレースはしたくなかったので、理想的なレースが出来ましたね。
初めての長距離輸送で多少テンションも上がりましたが、許容範囲でした。サンデーサイレンスの牝馬にしてはおとなしい馬で人に従順なんです。
センスが良いからこそ、初戦、2戦目、3戦目とそれぞれ違う競馬に柔軟に対応できたのだと思います。この経験が厳しいGIの舞台で生きてくれるでしょう。
以前に、プリモディーネで桜花賞を勝った時は、あそこまで走ると思っていませんでした。その後、僕自身が色々と経験をさせてもらっているし、ダイワエルシエーロの能力も癖も把握しているので、余裕を持ってレースに臨めそうです。
今年は本当に強い馬ばかりで、面白いレースになりそうですね。紅梅Sで負けたスイープトウショウとの間にも絶望的な差は感じていませんですし、馬自身も良くなっているので、良いレースをさせてあげたいと思っています。
デビュー前から桜花賞を意識していた馬ですから、どんなレースをしてくれるのか、僕自身も楽しみにしています」
●ダイワエルシエーロについて松田国英調教師のコメント
「先週も今週も福永騎手が調教に乗りました。今、福永騎手は乗れている(調子の良い)ジョッキーで、今日の調教も支持通り、ピタッと乗ってくれました。重心の低いこの馬らしい動きで、言う事はありません。これだけ速い時計で追い切ると普通は苦しがるのですが、この馬は悠然としていますから大したものです。馬の身の入り方、飼い葉の食べ方他、本当に充実してきています。
前走後、いかに減った体を戻すかが課題でした。楽をさせて戻すのでは意味がないので、乗りこんで体を増やそうと調整してきました。間隔もありましたし、上手くいったと思います。本番は436kg〜438kgくらいで臨めると思います。骨格を考えれば450kgくらいあると丁度見やすい体なんだと思います。きちっと調教できて450kg以下であれば、太目と言う事はないでしょう。
調教で走る能力を見せてくれているのですが、どれだけ能力がレースに結びつくのか、やってみないとわからない部分があります。レースでは乗れている福永騎手にすべてを任せます。指示は出しません。
とかく私達ばかりが日の目を見ますが、下河辺牧場できっちり調教されてきたのが、ここで証明されると思います。多くの人の苦労があって、ここまで来ていることを、馬券を買っているファンにも見て欲しいと思っています」
(取材:藤田直樹)
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