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函館で古馬相手に見事な差し切り勝ちを演じ、秋緒戦の紫苑ステークス3着で本番へ向かうことになったヤマニンスフィアーは馬場の整備が終わった8時過ぎにウッドチップコースでスギノフォルモーザとの併せ馬の調教を行った。

 最後の直線も鞍上二本柳騎手の手綱は動かず余力を残しながら5ハロンを63か64秒前後という速いタイムで駆け抜けたあたり、好調さをアピールした形。

●ヤマニンスフィアー(鈴木康弘調教師)
「今日はリキミもなく流れるようがフォームで走ってくれました。ただ指示したのは1ハロン14秒前後のもう少し遅いタイム。予定より全体で2秒前後速くなってしまいましたが、それだけ調子がいいという風にいい方に解釈したいですね」
「中京からの連闘で東京で勝ったので、当初は夏は牧場で休ませようかとも思ったんですが、手元に置いて調教したかったので函館で夏を過ごしました。滞在中、とてもいい体調になったのでたまたまこの馬に合いそうないいレースがあったので使ってみたんですが、結果も出してくれましたし、先を見るのにいいレースになりました」
「前回の紫苑ステークスは直前の調教が強すぎました。最後まで使うかどうか迷ったんですが、オーナーの了解も取って使うことにしました。まあ、3コーナーでペースが速くなった時に一瞬付いていけなくなったあたり、調教が強過ぎた影響が出ていたんだと思います。体重も減ってましたね」
「今回はどんな競馬をするか。この馬はどんなレースでもできる馬だと思っていますんで、枠順など決まってからどんなレースがいいか考えたいと思います」
「桜花賞はこの馬には距離が短すぎました。今回は距離も伸びて馬場の広いですからね。この馬にとって力の出せる条件だと思います。ここまできたからには何とか強い馬相手に頑張って欲しいと思います」

(取材:佐藤泉)


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