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スプリンターズSに向けて出走各馬の追い切りが行われた今朝の美浦トレセン。共同記者会見が9時過ぎから行われ、まず登場したのが藤沢和雄調教師。デビューから衝撃の5連勝、連闘でここに出走するレディブロンドと、前走初めての1200mをあっさり克服したハッピーパスの牝馬2頭出し。過去にこのレースをタイキシャトルで制している師だが、その話をされると「負けた思い出しか残っていんだよ、あの時は自信があったのに」と2年目(引退レースで3着)の方しか憶えていないと語り、会場を笑わせた。今年に関して「2頭を出せることは嬉しく思う」と話した後、それぞれの馬について語った。

●レディブロンドについて藤沢和雄調教師
「先週の競馬は、予想以上の内容だった。初めての輸送で体は減っていたけど、坂も克服してくれた。馬も今のところ元気なので、連闘でGIに挑戦することにした」
「今朝は北馬場で軽く乗った程度だが、馬が自分から走りたがっているようだった。明日また調整を行う予定」
「元々、調教でいいスピードを見せていたから期待はしていた馬。デビューが遅くなってしまったけど、どんどん競馬を憶えているし、先行するスピードも持っている、騎手の思った通りにレースが出来るのもいい」
「これでもまだ条件馬。前走の時計程度では、さすがにGIでは厳しいと思う。あとは、さらにどれだけ彼女にスピードがあるかだね」
「北海道は滞在競馬だったので一戦毎に体が増えていたけど、その分初輸送の前走は減ったと思う。もしかしたら今回も減っているかもしれないけど、気にしないで欲しい」

●ハッピーパスについて藤沢和雄調教師
「この馬に1200mはどうかと思っていたけど、最近引っ掛かるようになっていたので使ってみたが、いい内容で勝ってくれた。あれでも道中引っ掛かっていたくらいだ」
「この中間も馬は元気一杯。さすがに今度はGI、ペースが違って追走が大変かもしれないけど、頑張って欲しい」

(取材:中野雷太)


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