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3月30日(土)に中山競馬場で行われる第56回ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)に出走を予定しているディオ(牡5、栗東・辻野泰之厩舎)について、追い切り後の辻野泰之調教師のコメントは以下の通り。

(前走の東風ステークスについて)もともと素質の高さを感じていた馬なので、オープンや重賞でもという気持ちではありました。久しぶりの中山遠征がどうかというところはありましたが、そこも難なくクリアしてくれたので、今の充実ぶりが見えたレースでした。終始余裕のあるレース運びでしたし、抜け出してからも余裕を感じる、まだまだ上を目指せると感じさせてくれる内容でした。

(中間の調整過程は)一週前追い切りは、ロータスランドとの併せ馬で、気持ちを入れました。最後まで食らいつく姿勢を見せてくれました。中山帰りでも疲れを見せることなく、順調に立ち上げてこられていると思います。

(最終追い切りについて)今回も中山遠征ですので、余力を持って終わらせたいというところはありました。今年に入って2戦使って、中身もできているので、調整程度でした。しっかり走り切れていたと思います。

(3連勝、どこが良くなったか)もともと心肺機能の高い馬ですが、体が緩く、それが動き切れない要因でした。そのあたりがようやくはまってきて、それがレースの結果にも繋がっています。

(レースぶりについて)特に馬混みがダメとか、注文のつくタイプではありません。集中力に課題がある馬なので、抜け出すタイミングとかに気を使って騎手も競馬をしてくれました。それもあってか、こちらが思った以上のパフォーマンスを見せてくれています。

(抱負を)お兄さん(ソウルラッシュ)も重賞を勝って、この馬にも期待していたので、重賞タイトルを獲らせてあげたいです。

(取材:檜川彰人)

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