11月17日(日)に京都競馬場で行われる第41回マイルチャンピオンシップ(GI)に出走を予定しているエルトンバローズ(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)について、杉山晴紀調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。
「前走の毎日王冠は、馬の状態がすごく上がってきていたのはわかっていたのですが、外枠すぎて、ポジションをしっかり取れたのは良かったのですが、多少なりともロスのある競馬になってしまいました。そういう意味ではよく頑張ったのではないかと思います。
レース後は放牧に出して、疲れを取ってあげて、3週間前に栗東に帰厩しました。追い切りは、西村淳也騎手にはこれまで二週前から乗ってもらっていたのですが、結構馬もできていたので、一週前からでいいということで、一週前からCWで乗ってもらいました。珍しく道中掛かるぐらいの勢いで走っていたので大丈夫かと聞いたら、いい意味で行きっぷりが良すぎると言っていました。次はマイル戦なので、行き脚がついてくれればいいと思います。毎日王冠の時は状態が良く、個人的にはそこからキープという感じで考えていたのですが、ジョッキーも前走以上だと言っていますので、それを信じたいところです。
きょうの最終追い切りは、いつも通りの坂路での単走で、終いサッとという感じで、時計的にもちょうど良かったですし、上がってきたジョッキーが、勝てるわ、と言っていました。ただ、彼の場合はいつも勝てるというので、話半分には聞いているのですが、それだけ具合良く感じたのではないかと思います。
去年も、毎日王冠、マイルチャンピオンシップと、とても状態が良く、ことしは春先がその時に比べるとパッとしなかったのですが、ようやく毎日王冠の手前ぐらいから去年に近づいてきました。状態としては、去年と同じか、それ以上か、というところだと思います。京都の1600mは個人的にもとても合うと思っています。ただ、GIクラスになると、最初の流れが速いぶん、去年は少し置かれてしまうところがあったのですが、この一年間で力をつけてくれていればもっといい競馬ができるのではないかと思っています。能力は高いですし、自在性もあります。とにかく西村淳也騎手との相性の良さに尽きると思います。あとは良馬場でやりたいというところはあります。
去年の毎日王冠から勝ち星は遠ざかっていますが、中京記念から毎日王冠と、差の無い競馬ができるようになってきました。ここに来て状態を上げてきていますし、何とかビッグタイトルを獲らせてあげることができるように、厩舎一同、精一杯競馬の日まで頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)

