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11月17日(日)に京都競馬場で行われる第41回マイルチャンピオンシップ(GI)に出走を予定しているナミュール(牝5、栗東・高野友和厩舎)について、追い切り後に行われた高野友和調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。

「ドバイ帰りのヴィクトリアマイルマイルでは、着順も競馬の内容も含めてこの馬らしさがひとつも出せず、応援していただいた皆様には申し訳ない結果になってしまいましたから、安田記念はかなり期する思いはありました。状態的には走れないはずはないという状況で安田記念を迎えましたが、ヴィクトリアマイルが走れませんでしたので、結構緊張して臨みました。勝てませんでしたが、この馬らしいパフォーマンスは出せたのではないかというところで、力の再確認と言うと馬に失礼ですが、能力が高いということを改めて感じました。

春は、ドバイ、東京、東京と、間隔を詰めて使いましたから、夏場はリフレッシュという感じだったのですが、暑熱順化はさせておいた方がいいという判断で、涼しい北海道ではなく、この夏は本州のノーザンファームしがらきで管理してもらいました。牧場の方たちの尽力もあり、夏負けの兆候は一切出さず、馬体も十分回復して、そこから立ち上げて、順調に乗り込んで栗東に入厩してきました。

去年はGIも獲れていない立場でしたから、いきなりGIというよりはステップレースを踏む過程が必要だったかなという感じなのですが、今回はGIを勝っているという立場で、その後のGIレースでも勝ててはいなくても2着3着に来ていますので、コンディションさえ整えていれば結果は出ると思っていますし、そのためには、ステップレースを踏むよりも、フレッシュな、エネルギーに満ちた状態での走りの方がよりパフォーマンス高くレースに出走させられるのではないかという判断で、ぶっつけにしました。

休み明けとはいえ、牧場でもベースは作ってもらっていて、栗東に入厩してからいろいろ確認したのですが、むやみに速い時計はいらないという判断はしていました。ですから、前哨戦は使っていませんが、馬を整えるというイメージで調整しています。一週前の追い切りでは最後の反応だけ見てみたのですが、想像通り良くなっているという手応えを感じましたから、いい追い切りだったと思います。

一週前追い切りの後の経過を見て今週の負荷を決めようと思ったのですが、一週前の後、そして週末の坂路の感触がものすごく良くなりましたので、今週もそれほど攻め込まず、全体の時計は遅く、残り1ハロン、少しだけ全身を使う区間があれば競馬で十分力を発揮できるという判断での内容にしました。仕上がりは満足していますし、力は発揮できるはずです。

去年は富士ステークスを使ってから馬がどんどん良くなっているのは感じましたが、今回も遜色ないデキになっていますし、ひとつ年齢も重ねて、筋肉量は増えましたから、それが競馬でよりパワーアップしたパフォーマンスとしてあらわれればいいと思っています。海外遠征も経験して、メンタル面の成長は感じます。人間もそうですが、いろいろなところを経験して、許容範囲が広くなったように感じますし、2歳や3歳の時と違って普段から堂々として、立ち居振る舞いが女王様だという感じです。いろいろな経験を積んで今があるという感じがします。

(亡くなった)藤岡康太騎手も応援してくれると思いますし、ディフェンディングチャンピオンとして負けられないという気持ちもありますし、馬の状態は間違いなくいいですから、戦う前の話ですが、勝ちましょうという感じで、厩舎一丸となってやっています。ファンの方からの応援をたくさん聞かせてもらっていて、とても励みになっています。応援していただいているファンの方、牧場関係者の方など、すべての人の思いを受けて、勝ちます、という感じでやっていますので、応援よろしくお願いします」

(取材:三浦拓実)

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