11月17日(日)に京都競馬場で行われる第41回マイルチャンピオンシップ(GI)に出走を予定しているバルサムノート(牡4、栗東・高野友和厩舎)について、追い切り後に行われた高野友和調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。
「前走の富士ステークスは、いい競馬ができたと思います。前々走の1400mから1600mになったのですが、騎手の話によると、見た目よりもスタートした後に少しおさまりがつかなかったということで、少しでもおさまりがあればもっといい結果になったのではないかと、悔しがって上がってきました。強力なメンバーの中で、自分の形の競馬をして、直線は一生懸命頑張ってくれましたし、十分評価していいレースだったのではないかと思います。
1800mでも勝ち鞍はありますが、その後は短めにシフトしつつある中、もう一度1600mで結果を出そうということでやってきたのですが、強力メンバーのGIIで掲示板に載るということはなかなか大変なことですし、1600mでも結果は出つつあるのではないかという気はします。前走はテンから行かせたわけではないですし、馬は学習してくれる生き物ですから、1600mの経験は今回に生きるのではないかと思います。
富士ステークスを使っての参戦で、体はできているという感じはしますので、あまり無理せず整えるという感じで、一週前の追い切りはラスト1ハロン少し促してというか、少し動かしてという感じでやったのですが、申し分ないという感じがしました。今週の最終追い切りは北村友一騎手に乗ってもらいました。この馬の背中は良く知っていますので、メンタル面とも向き合ってもらいながら、残り1ハロンは少しだけ促して、ハミがグッと来たところで終了というか、あとはそこから抑えて上がってくるという内容でした。大丈夫ですと言っていましたし、いい追い切りだったのではないかと思います。
戦法は騎手に任せますが、後ろからためて追い込むという馬ではないのは確かですので、まずはスタートを決めて、位置取りはどこと決めているわけではないですが、スタートを決めていいリズムでリラックスして走れればという感じで、あとは騎手にお願いしますというところです。いいスタートのためにはゲートの中での駐立が大事で、そこは厩舎の仕事ですから、きちんと駐立できるようにというのは競馬の日までやっていこうと思っています。
右回りだとモタれるところがあり、途中から右側だけチークピースをつけて臨んでいるのですが、だいぶ良くなっています。左回りでも同じように右にモタれるところがありましたが、最近左回りでは解消されていますし、右回りでも同じように走ってくれるのではないかと思っています。
スタートを決めて、いいリズムで走ることがキーポイントです。能力は相当あると思いますので、それができたら一発あるかもしれないと思っています。馬格は雄大で、血統も良く、乗ってみての迫力や動きも素晴らしい馬で、素質は感じます。その素質を十分に発揮できるようにするのがわれわれの仕事なので、そうなるように頑張っていますが、すべてが完璧に運べばあるぞという感じで臨んでいますので、頑張ります」
(取材:三浦拓実)

