11月20日（日）に阪神競馬場で行われる第39回マイルチャンピオンシップ（GI）に出走を予定しているセリフォス（牡3、栗東・中内田充正厩舎）について、追い切り後の中内田充正調教師のコメントは以下の通り。

・（前走の富士ステークス1着を振り返って）騎手と事前に話して、終いを生かす競馬をしようと決めていました。位置取りは任せていましたが、いい位置に嵌って、目標とする馬を追いかけながら、最後もしっかり伸びてくれました。いい内容で勝ち切ってくれました。

・（夏を越しての成長は）体の大きな変化はありませんでしたが、中身がしっかりして、外見も少しは成長が見受けられました。それが競馬に出たのかもしれません。あと、以前よりイレ込みも少なく、落ち着きが出たように感じます。

・（中間の調整過程は）少し楽をさせて、ここを目標に徐々に状態を上げていきました。その間もテンションを上げることなく、順調に来ています。

・1週前追い切りは、久しぶりのCウッドチップコースの追い切りでしたから、足慣らし程度でした。最終追い切りは、（ダミアン・レーン）騎手に感覚をつかんでもらうため、ある程度負荷をかけた内容でした。前に一頭馬を置いて、道中はそれを追いかけて、最後は伸ばすようなイメージで乗ってもらいました。動きは良く、状態の良さを感じました。富士ステークスに続いて、いい状態でレースに臨めると思います。

・（2度目の古馬とのGIについて）春は、前に3頭、強い馬がいましたからね。今回はどこまで頑張ってくれるかなと思っています。応援よろしくお願いします。

（取材：檜川彰人）