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4月30日(日)に京都競馬場で行われる第167回天皇賞(春)に出走を予定しているジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)について、クリストフ・ルメール騎手の追い切り後の共同記者会見でのコメントは以下の通り。

「この馬には2歳の時に騎乗しましたが、デビュー戦から能力を見せてくれました。乗りやすい馬ですし、馬のバランスはとても良かったです。デビュー戦、2戦目で、とてもいい脚を使ってくれました。絶対いい馬になれると思っていました。

前回、阪神大賞典の追い切りに乗った時も、すぐに能力を感じることができました。馬の体も大きくなりました。デビュー戦から20kgぐらい増えて、パワーアップしました。レースは、逃げた馬の後ろで、ずっと冷静に走ってくれました。手応えもとても良かったです。最後は結構楽勝でした。

この馬はスタミナがあり、最後までいいペースを維持することができます。ペースが良かったら最後まで伸びることが出来ると思います。

新しい京都はすごくいい感じです。馬場がきれいで、すごく走りやすいですから、馬にとっても騎手にとってもいい感じです。外回りの4コーナーの改修のことは聞きましたが、大きな変化は感じることが出来ませんでした。

距離は大丈夫だと思います。前走、3000mですごく良い競馬をしてくれましたので、改めて3200mも行けると思います。スタミナを見せてくれたので心配していないです。最後、瞬発力を使えたら勝てると思います。もちろんスタミナが必要ですが、GIレベルだと加速が必要です。前走でいい瞬発力を見せましたので、今回もずっとリラックス出来たら、最後はいい瞬発力を使ったら、勝てると思います。

きょうの追い切りは、前の馬の2馬身から3馬身後ろでだんだんペースアップをして、その後は無理しないで併せて、馬の反応がどうかとかを感じてくださいという指示でした。調教は良かったです。馬は元気いっぱいです。最初はちょっと一生懸命走っていましたが、最後は大きいストライドを使いました。馬の反応と呼吸はちょうど良かったですから、勝つ自信があります。

ディープインパクトの産駒ですから、雨はどうかわかりませんが、良馬場の方がいいと思います。

天皇賞は自分にとって特別なレースです。今回、新しい京都競馬場でまたGIを勝ちたいです。皆さんぜひレースを見て、ジャスティンパレスを応援してください」

(取材:三浦拓実)

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