12日（月）に佐賀競馬場で行われる第51回佐賀記念（JpnIII）に出走するヒストリーメイカー（牡10歳、佐賀・手島勝利厩舎）について、手島勝利調教師のコメントは以下の通り。

「去年の最後（中島記念）は上手くいきました。最初（姫路の白鷺賞）と最後（中島記念）は良かったのですが、ヒストリーメイカーの実績からすると不甲斐ない結果が続いていましたから、何とか本来の実力を出せるように頑張ってほしいと思っていました。なかなか結果が出なくて、ヒストリーメイカーの信用を落としてしまうような結果ばかりだったので、自分としても情けなかったです。

（中島記念に向けて）相手なりではなく自分のペースで、レベルが違うはずですから、佐賀のペースではなく、セオリーは無視してどこからでも途中から強引に動いて交わしていき、自分のペースに持ち込む感じにして、いま2連勝しています。ただ今回はJBCを睨んで参戦するJRA勢もいますし、例年に比べてJRA勢の本気度が全然違うので、なんとか地元代表として意地を見せたいなと思っていますが、なかなか強力ですね。

10歳になりましたが元気で、中央時代の実績も最終戦でウシュバテソーロの2着と、ここへ来たのが不思議なくらいの実績でしたから、なんとか頑張ってほしいですね。

状態については、変わりありません。暑い時よりも寒い時の方が元気ですね。JRA勢のペースが全然違いますから、流れに乗ってひと脚を使って、少しでも上の着順を目指したいと思っています。（11月のJBCに向けても）何とか頑張ってほしいと思っています」

（取材：中野雷太）