12月1日(日)に中京競馬場で行われる第25回チャンピオンズカップ(GI)に出走予定のレモンポップ(牡6、美浦・田中博康厩舎)について、追い切り後の田中博康調教師のコメントは以下の通り。
(ラストランに向けて今朝追い切りました。内容は?)
「単走で追い切りました。この子にとって最終追い切りを単走で行うという事は、あまり無いのですが、諸々考えた中で今回はそういう形にしましたが、のびのびと良いストライドで走ってくれたと思います」
(その諸々というのは?)
「今年に入ってから、気持ちの昂ぶりも調教時に見られていたので、昨年のチャンピオンズCの馬場入りの頃から少し前兆はありましたが、調教時にも少しずつ見られていたので、緊張感、気持ちの昂りが出てきたので、その点を考慮してやりました」
(今朝の動きに関しては)
「馬場も少し重たかったのですが、力強く走っていたかな、と思います」
(ここまで順調に来た印象ですか?)
「そうですね。前走(南部杯)が少し仕上がり途上のところがあったので、それと比べると順調に来ているとは思っています」
(前走は最後少し苦しい場面がありました)
「レース前から少し物足りないところもありましたので、最後はああいう苦しい競馬になりました。馬も歳を重ねてきて、いろいろと考えるところもあると思います。パフォーマンスとしては、昨年より少し落ちたかな、と思っています」
(そこからの上積みは?)
「今年に入って春ぐらいから、体の使い方に硬さが取れてきて、良いかなと思うところもありますが、それが必ずしもパフォーマンスに良い影響を与えているとは言い切れないので、体はフレッシュにはなっていますが、気持ちの面だったり、レースにいった時の気力、そういったところでは、少しマイナス部分が出ているのかな、と思います。健康な部分もありますし、その辺りを総合的に考えて頑張って欲しいなと思っています」
(6歳になって去年との比較は)
「昨年までそう言った点(テンション面)は見せていなかったので、昨年のチャンピオンズCの頃からレースに行っても緊張感を見せるようになってきました」
(厩舎の初重賞、初GIをもたらしてくれた馬。最後のレースに送り出す気持ちは?)
「厩舎の初重賞、初GIと本当に良い経験をさせて貰って、海外のレースに初めて連れていって貰ったのもこの馬。そこでの敗戦もありましたが、そういったところも含めて厩舎の糧になって、基礎を作ってくれた馬だと思います」
(中京に場所を移してから連覇はありませんが)
「そういった挑戦でもありますし、昨年も同じ思いでしたが、この距離というのもこの子にとって挑戦になると思います。また、メンバーも強くなり、人気にはなると思いますが、チャレンジになると思っています」
(昨年は大外枠でしたが)
「スタートは速くて2の脚はつくタイプだと思いますが、他馬との兼ね合いもありますし、ちょうど良いところ、ジョッキーの乗りやすい枠が良いと思います」
(最後にレモンポップを応援してくれているファンに向けて)
「本当にファンの多い馬だという事は自覚していますし、みなさんの応援のお陰で、ここまで勝利を積み重ねて来られたと思います。お見せ出来るのは最後になりますが、恥ずかしく無い仕上げで臨めるように、残りの数日間を過ごしていきたいと思います」
(取材:木和田篤)

