お知らせ:

競馬実況web

7月2日(日)中京競馬場で行われる第59回CBC賞(GIII)に出走を予定しているマッドクール(牡4、栗東・池添学厩舎)について、追い切り後の池添学調教師のコメントは以下の通り。

(前走の春雷ステークスは)高松宮記念を使えたら使いたかったのですが、賞金的なこともあり、また爪に不安があったことから回避しての参戦でした。馬場も条件的には良くありませんでした。また落鉄もありながらしっかり勝ち切ってくれたことは、賞金的にも大きなレースになりました。

(CBC賞を使うことにしたのは)秋のスプリンターズステークスを余裕を持って使うためで、逆算して決めました。

(中間の調整は)前走が裂蹄の不安がありながらの調整でしたが、今回はその不安も無く乗り込みも十分出来ました。条件も中京競馬の開幕週でこの馬のスピードを充分活かせると思います。

(1週前追い切りは)馬にスイッチを入れる意味でも坂井瑠星騎手に乗ってもらい、最後をしっかり伸ばしてもらいました。時計、動き、共に良かったです。

(最終追い切り)先週である程度できていますので、あまり時計が速くならない様にということと最後も手綱を持ったままで、バランスをしっかり整えて上がってくるようにという指示でした。最後はまだまだ余裕がある中で、充分な動きだと思います。

(ハンデ58.5キロについては)あまり納得いきません。同じような条件の馬が57.5キロで、重賞勝ち馬と500グラムしか違いませんからね。

(雨が降ったら)馬場が渋るのは気になりません。大型馬でパワーがありますからね。ただ(今の)中山競馬場のように内側がボコボコしていて緩すぎると言うのは良くありません。

この馬は普段から大人しく、キャンターでも促さないと動かないようなところがありますが、追い切りでスイッチが入った時は素晴らしい動きを見せます。スイッチのオンオフがしっかりしていることは、競馬に行って力を持って出せる一つの要因だと思います。ここで結果が出たら秋が楽しみです。賞金を更に加算したらスプリンターズステークス一本で調整がしやすくなりますので、しっかり結果を出して秋に繋げたいです。

(取材:檜川彰人)

お知らせ

お知らせ一覧