11月30日(日)に東京競馬場で行われる第45回ジャパンカップ(GI)に出走予定のドゥレッツァ(牡5、美浦・尾関知人厩舎)について、追い切り後の尾関知人調教師のコメントは以下の通り。
(前走の京都大賞典8着を振り返って)
「一頓挫もあって、体が少し立派な仕上がりになってしまって、まずは次につながる内容で行ければと思っていました。当日の馬場もこの馬には合わなかった部分もあって、結果としては残念でした。もちろん良い結果は欲しかったですが、ステップとしては、まずは一回使ってここに臨めるという感じです」
(前走後の調整について)
「そこから一旦放牧を挟んで、体調も上がっています。型通りに使って良くなっているのは感じられるかなと思います」
(調整過程を振り返って)
「1週前は、追走して、外にも回して、ある程度しっかりと負荷をかける追い切りでした。思っていた感じではできたかなと思いますし、大一番に向けての1週前としてしっかりやった感じですね。ジョッキーにも馬の感じを掴んでもらいました。終いの反応は、この馬としてはもっと動いてほしいところもありましたが、この流れの中ではしっかりやれた部分とジョッキーに馬の感触を掴んでもらったというところでは良かったと思っています。
(プーシャン騎手は)馬はやはり良い馬だということと、特に一緒に併せた馬の動きが良かったので、それと比べた部分も含めてだと思いますが、少しまだ反応が物足りなかったと言っていました。
(最終追い切りは)そこから馬も順調に進めて、先週しっかりと併せ馬をやった分でピリッとしてきたかなと思ったのですが、少し上がり方に物足りないところがありました。場合によっては、気が入っていれば単走でも良いかなと思ったのですが、今週も併せ馬という形でやりました。先行して、しっかりと併せましたし、時計的にもやりたいぐらいにはやれました。昨年の時は引っ掛かるぐらいのところを気をつけていましたが、前半は少し促すような感じで、まだ気が乗っていない部分が乗り手の感触としてはあったようです。直線には、併せて良い手応えで入ってきたなと思いましたが、欲を言えばこの馬としては唸る勢いで反応してほしかった感じはありました。現時点では闘争心にもう一つ火がつけられていないかなと思います。
あとは、2週続けての併せ馬で気が入ってくれることを期待して、様子を見ながらですね」
(今回のレースに向けて)
「(去年は)東京の2400mは合いそうだと思いながらも初めてで、実際にあれだけのパフォーマンスを見せてくれました。展開的にジョッキーのペース判断も素晴らしかったと思いますが、この馬の良さが発揮されたレースだったと思います。
ここのところ天候にも恵まれていないですし、ドバイでも水を撒いている感じもありました。それも含めて良いお天気でパンパンの良馬場でやりたいなというのは希望としてあります。
ジョッキーも日本の競馬に慣れて、だいぶ勝ち星も増えてきて、ジョッキー自身も仕上がってくるタイミングかなと思います。馬の方も体調面に関しては不安もなく来られているので、様子を見ながら、前日か当日かにしっかり打ち合わせをして、作戦を考えたいと思います。
本当に強いメンバーが揃ったと思いますし、カランダガンとは3回目(の対戦)になるのですが、まだ一度も先着できていません。しかし、一回目よりは二回目の方が差は詰められたので、地元で逆転したいなとすごく思っています。
ここ2戦は残念な結果に終わっていますが、まだまだこれで終われないと思います。昨年良い競馬をしたジャパンカップで皆さんの前で良い競馬をお見せできるように最後まで頑張っていきます。皆さんにも応援していただけたらと思っています。よろしくお願いします」
(取材:米田元気)

