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12月3日(日)に中京競馬場で行われる第24回チャンピオンズカップ(GI)に出走を予定しているレモンポップ(牡5、美浦・田中博康厩舎)について、追い切り後の田中博康調教師のコメントは以下の通り。

(最終追い切りについて)
「ある程度仕上がってはきていたので、あの馬にとってはサラッとしたメニューで終わらせました。番手で折り合い、リズムなど、今回一番課題となる走りのバランスの確認をしました。まだ修正しきれていない部分は多々あるのですが、おおむね良い形で終えられたかなと思っています。今年の根岸ステークスの時あたりからずいぶんと脚元が固まってきて、この馬にしてはしっかり負荷をかけられるようにはなってきたなという印象ではあったので、馬の成長も伴ってここまで来たかなと思います」

(坂井瑠星騎手が騎乗した一週前追い切りについて)
「先週は、ジョッキーに感触を確かめてもらうことと、やはり初めて4つコーナーを回るということを頭に入れつつ乗ってもらいました。ジョッキーの感触も良かったですし、そこは競馬に実際行かないとわからない部分はあるのですが、追い切りに関しては良いイメージを持ってもらえたかなとは思います。前走、南部杯の一週前追い切りに乗ってもらったのですが、その時が正直迫力不足というか、その時も栗東のウッドコースだったので、正面から出ての追い切りになりましたが、終いがバタバタになるような追い切りでした。今回、長い距離を走るというところで、そのあたりの確認と、こちらとしては、成長しているなという、南部杯の時よりも馬の状態が上がっているなという実感があったので、そこを確認してもらうというか、どういうフィードバックをもらえるかなと思って乗ってもらいました」

(前走の南部杯を振り返って)
「前走は、もちろん休み明けというのはわかっての調整でしたし、正直、フェブラリーステークスで1600mのGIを勝たせていただきましたが、こちらとしてはまだ距離というところで半信半疑の部分があって、そのあたりを踏まえて調整をしていました。休み明けという感じは一週前の追い切りを終えて抜けてきて、ずいぶんと仕上がってきたなというところでの出走ではありましたが、やはり、距離、地方、という初の舞台というところで、正直半信半疑で見守ってはいました。そうした中でのあのパフォーマンスでしたので、ただただ驚きというところでした。さすがに、あの結果、勝つ可能性はあると思ってもちろん送り出していますが、あれほど差をつけるというのは想像していなかったです。あのレースを終えるまでは、次走についていくつかの選択肢はあったのですが、正直明確にここというのは決まっていなかったです。あのパフォーマンスを見て、オーナーと協議した結果、チャンピオンズカップということになりました」

(初の1800m、そして初の4つのコーナー、この点に関しては)
「自分も不安はあります。自信がありますともなかなか言えない状況では正直ありますが、いつもこの子はこちらの想像を超えるパフォーマンスというか、厩舎としても、そもそもマイルが長いと思っていた子ですし、それをさらに延ばすという選択肢、そしてコーナー4つというところで、自信満々というところではないですが、この子の可能性にかけて、この1800mに対応できる、なるべく楽に走れるようにと思って調整をしてきましたので、やれることはやってきたという自信はあります。これで馬がどういうパフォーマンスを競馬場で見せてくれるのかなという、厩舎としても、期待と不安が半々といったところです」

(調整で工夫した点は)
「この子の武器というか、レースセンスというのは非常にある子ですし、そういった面で、1800mに変わるから競馬が難しくなるというところは、センスでカバーできて欲しいと思っているところではあります。気持ちの強さと、走りのバランスは、やはり中距離馬のバランスではないので、そういったところを、少しでも、数パーセントでも、最後、ゴール板まで余力が残るようにと思って意識して改善には取り組んできたつもりではいます。それが実際にレースに行ってどう現れるかとは思っています」

(メンタルの成長は)
「競馬場に行って手を焼くというか、雰囲気がすごく悪くなるとか、そういったことはあるタイプではないです。ドバイに行った時もどっしりしていました。ただ、年齢を重ねて、この夏を越して、体の成長はすごく感じていましたが、精神的な部分においても、ドバイでは厳しい競馬というか、かわいそうなことをしてしまいましたが、それが少しでも糧になって今の心身の成長に結びついているのではないかと思っています」

(今週末への意気込み)
「初めてGIを勝たせていただいた子ですし、JRAのダートGIは2つですから、そういうのもあり、ここを選択したという経緯もあります。ライバルは強力ですが、この子の可能性にかけて、自分たちもやれることはやってきました。あと数日ありますが、そこを無事に過ごして、こちらとしても一生懸命応援してあげたいなと思っています」

(ファンに向けてメッセージ)
「非常にかわいい名前で、それに見合わない馬体もしていて、ファンが多いということを聞いています。やはり大きな大きなチャレンジになるのは間違いないので、皆さんの応援が必要です。頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」

(取材:藤原菜々花)

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