◎23日(日)京都競馬場で行われる第54回マイラーズカップ(GII)に出走を予定しているエアロロノア(牡6、栗東・笹田和秀厩舎)について追い切り後の笹田和秀調教師のコメントは以下の通り。

(前走の東京新聞杯は)ここからというところでモタつく感じがしての結果でしたから、そこからもう一踏ん張りできればというレースでした。背腰の緩さが残っているので、そのへんが改善すれば最後の一踏ん張りにつながるのではと思います。

(中間の調整は)レース後すぐにリフレッシュ放牧に出して、ここを目標にしていましたから、1ヶ月少し前に厩舎に戻して調整を続けました。

(1週前追い切りは)強めで時計を出す調教でした。年明けに使っている中では良くなっているように感じます。日曜日のCウッドチップコースの調教はいつものパターンです。

(最終追い切りは)1週前追い切りで強めにやりましたので、今週は余裕を残した感じでという指示でそれなりの時計で調整が出来ました。近い京都競馬場輸送に合わせた感じでできています。

(京都競馬場については)リニューアルされての楽しみもありますが直線に坂が無くて、3、4コーナーで下り坂があります。この馬は(坂で)惰性がつけばいい脚を使える馬なので合うと思います。

(開幕週のスピード競馬は)持ち時計もありますので、対応できると思います。背腰の緩さも解消しつつありまだまだ成長しそうです。GIに向けていい結果が出るように、このレースをしっかり走ってもらいたいですね。

取材：檜川 彰人