1月21日(水)に船橋競馬場(晴、良)で行われた3歳馬の交流重賞・第52回ブルーバードカップ(JpnIII、ダート1800m)は、1番人気に推されたフィンガー(JRA)が、道中4番手追走から直線で抜け出して優勝した。勝ちタイムは1分55秒4、戸崎圭太騎手の騎乗だった。2着に3番人気のカタリテ(JRA)、3着に2番人気のチャーリー(JRA)が入り、4番人気のポッドフェスタ(大井)が地方馬最先着の4着だった。
勝ったフィンガーは父Gun Runner、母エスティロタレントーソ(母父Maclean's Music)の3歳牡馬、毛色は鹿毛。デビュー戦から3連続2着の後、前走の未勝利戦通算5戦2勝、重賞は初挑戦で初制覇となった。
1着 フィンガー(戸崎圭太騎手)
「ゲートを出てから速い方だなと思っていたので、前目で競馬をしようと思っていました。ただ、内側の馬も結構主張してきたので、行かせて、馬のリズムを(大事にしよう)と思って乗せていただきました。前半は少し遅かったので、走る気がすごいなという手応えでしたが、向正面に入って、落ち着いてリラックスしてくれました。比較的、リズム良く行けたのかなと思います。(勝負どころの急な流れには)力を持っている馬なので対応できました。なかなか2着続きで、初勝利まで遅くなってしまったのですが、能力は感じていました。前走は本当に強い勝ち方をしてくれました。今回もこうやって重賞レースを勝つことができて、さらなる上を目指して、楽しみになりました。(船橋での交流重賞制覇は10年ぶりで)お待たせしましたというか、お久しぶりです。ここ2、3日寒くなりまして、皆さんお身体お気を付けください。今日は競馬場にお越しいただきましてありがとうございます。この馬もさらなる上を目指して、楽しみなレースをしてくれると思いますので、応援のほどよろしくお願いします。ありがとうございました」
(田中博康調教師)
「ジョッキーとはこの子のリズム優先で、という話をしていて、ハナにはこだわらず、あとは馬場傾向を考えてというところで、無理せずあの位置におさまった感じでした。道中無理して運んでいなかったので、あの4コーナーの手応えであれば大丈夫かなと思いました。しっかり賞金を加算できましたし、ダート三冠へのチャレンジを考えていけると思います。まだまだ成長途上ですが、去年秋にデビューしてから一戦一戦成長していますし、本番に向けて楽しみな内容でした。今後はダート三冠を視野に入れていますが、ドバイにも登録はしているので、そこはオーナーと相談します」
2着 カタリテ(高杉吏麒騎手)
「思っていたよりも、距離はこなしてくれたと思います。勝ち馬がもっと行くかと思ったのですが、(相手に)いい形でマークされました。伸びしろがあると思います」
3着 チャーリー(御神本訓史騎手)
「体はまだ幼く、成長待ちで、瞬発力比べだと分が悪いと思い、そのあたりを修正した乗り方ができればよかったかもしれません。距離は持つと思います。3着にまとめてくれましたし、順調に成長してくれたらと思います」
4着 ポッドフェスタ(矢野貴之騎手)
「よくがんばりました。初めての馬場を気にしたりしていましたが、それでもどっしりとしていて、改めて先々良さそうな感じでした。決め手比べだと中央勢に対して分が悪いと思っていたのですが、向正面で2番手が取れました。目標を置くと頑張れるタイプだと思います。左回りはうまく走っていました。まだ本気で走り切ってない感じで、伸びしろがあると思います」
7着 ヘルメスギャング(今村聖奈騎手)
「初めてのナイター、初めての左回りで、ちょっと装鞍所から気負っていると感じましたが、返し馬が終わるとうまく(気負いが)抜けてくれて、いい雰囲気でレースに臨めました。思った以上にテンが速くなりましたが、控えても競馬は出来ました。まだまだこれから良くなる可能性を秘めていますし、これからもこの馬と共に頑張っていきたいです」
(取材:大関隼、米田元気、山本直)

