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1月21日(日)に佐賀競馬場(曇、不良)で行われた四国・九州地区交流、3歳牝馬限定の重賞、第65回花吹雪賞(1800m、9頭)は、高知から遠征してきた3番人気のグラインドアウト(赤岡修次騎手)が、道中インコース3番手の追走から早目に先頭に立って後続を突き放し、最後は8馬身差をつける圧勝で重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分58秒0。2着に内から脚を使った7番人気の伏兵ピクシースカイが入って、高知勢のワンツーフィニッシュとなった。さらに1馬身4分の1差の3着に道中2番手を追走していた1番人気のフークファンタジーが入り、6番人気のシーブレが4着、後方を追走した2番人気のロトプレシャスは5着だった。

勝ったグラインドアウトは父アメリカンペイトリオット母クィーンロマンス(その父ティンバーカントリー)の牝3歳黒鹿毛馬、高知・田中守厩舎の管理馬。通算成績8戦3勝、佐賀の地で重賞初制覇を飾った。

レース後のコメント

1着グラインドアウト(赤岡修次騎手)
「本当に強い勝ち方をしてくれて、僕も気持ち良かったです。あまり揉まれこまれない位置で進めたいと思っていましたから、理想の、逃げ馬の後ろ、あまり砂を被らないところを取れたので、ここでじっとしていたら脚は使ってくれるかなと思っていました。4コーナーから手前を替えてスピードアップを促したら馬なりで上がっていったので、勝つなとは思っていましたが、これくらい離して勝つとは思っていなかったです。初めて能力検査で乗った時、この馬は走ってくるなと田中調教師と話していましたが、怖がりな面などがあり、うまく力を出せない部分もありました。それをどう教えていくかという感じでしたが、最近はゲート離れも良くなっていたので、徐々に良くなっていくと思います。1800mで結果が出たのは大きいと思いますので、これからが楽しみだと思います」

3着フークファンタジー(山口勲騎手)
「ペースが落ち着いていて、道中も良い感じで追走できました。3コーナーから4コーナーの勝負どころでペースが上がってもついていけましたが、勝ち馬が強かったですね。最後まで伸びは悪くなかったですし、頑張ってくれたと思います」

4着シーブレ(飛田愛斗騎手)
「不良馬場でも気にしませんでしたし、距離的にもこれくらいあった方が良いと思います。よく頑張ってくれましたし、これからの馬だと思います」

5着ロトプレシャス(山本聡哉騎手)
「ゲート内がもうひとつで、少し遅れてしまいました。ペース的には気になりませんでしたが、使える脚がひと脚の感じでしたから位置取りが・・・。距離的には短い方が合いそうです」

(取材協力:うまかつ.net)

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