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5月4日(祝・木)、園田競馬場(晴・良)で、4歳以上による重賞・第59回兵庫大賞典(ダート1870m・出走9頭)が行われ、3番手から向正面でスパートした1番人気のラッキードリームが、ゴール前で追い上げたメイプルブラザーを半馬身差振り切って、重賞8勝目を挙げた。勝ちタイムは2分3秒4。2着が9歳馬のメイプルブラザー、3着がタガノキングロード、4着がツムタイザン、5着がエイシンダンシャクだった。

勝ったラッキードリームは父シニスターミニスター、母サクラスリール(母の父ファンタスティックライト)の5歳牡馬で、兵庫・新子雅司調教師の管理馬。通算成績は24戦14勝。鞍上の下原理騎手は兵庫大賞典6勝目となった。

レース後のコメント

1着ラッキードリーム(下原理騎手)
「正直、1番人気でしたから、勝ててホッとしました。今日は仕掛けが早く、ソラを使いそうなところがありましたが、力を信じて乗りました。馬の力で勝たせてもらいました。状態は、レース前からいいキャンターを踏んでくれて、安心して乗れました。今回絶対負けは許されないという気持ちがあり、昨夜から緊張していましたが、馬に跨ったら吹っ切れました。遠征競馬では気持ちが高ぶる面もありますが、地元では関係者の皆さんが上手くなだめてくれます。今後は遠征でも結果を出したいですね。この馬はスターホースです。まだまだ結果を出していきたいので、これからも応援よろしくお願いします」

2着メイプルブラザー(鴨宮祥行騎手)
「惜しかったですね。リズム重視のポジションで運んで、少しエンジンがかかるのに時間がかかるので、向正面、残り半マイルから気合をつけていきました。直線に向く前にしっかりハミを取って、直線では勝てるかと思ったぐらい良く詰めてくれました。もう少しでした」

3着タガノキングロード(大山真吾騎手)
「逃げ馬の後ろというベストのポジションで運べました。折り合いもつきますし、乗りやすい馬です。枠も良かったとはいえ、重賞でこれだけ戦えたのは収穫です」

4着ツムタイザン(杉浦健太騎手)
「ラッキードリームに勝つなら、(ラッキードリームより)前のポジションと考えました。(ゲートを)出た感じで行けそうだったので、思い切って運びました。勝負に行って勝つための乗り方をしましたので、競馬には納得しています」

5着エイシンダンシャク(大山龍太郎騎手)
「ラッキードリームに来られて(馬が)苦しくなり、一度やめかけました。それでも、直線に入って、もう一度盛り返してくれました。勝負どころでペースアップした時が苦しかったですね」

(取材:檜川彰人)

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