10月2日(木)、園田競馬場(晴・稍重)で行われた南関東・北陸・東海・近畿交流の重賞、JBC指定競走の第65回姫山菊花賞(ダート1700m、出走6頭)は、中団を追走していた地元兵庫のマルカイグアスが2周目向正面から進出、逃げた大井のヴィクティファルスをゴール前で差し切り、一番人気に応えた。勝ちタイムは1分52秒4。1馬身4分の1差の2着がヴィクティファルス、4分の3馬身差の3着が後ろから追い込んだ船橋のノットリグレット、4着が地元兵庫のラッキードリーム、5着は船橋のシシュフォスだった。
勝ったマルカイグアスは父マクフィ、母ノルウェーノモリ(母の父ディープスカイ)の4歳牡馬。兵庫・橋本忠明調教師の管理馬。通算成績は15戦7勝、重賞は6月の六甲盃以来6勝目。鞍上は兵庫の鴨宮祥行騎手。
レース後のコメント
1着マルカイグアス(鴨宮祥行騎手)
「ほっとしています。調教が少し物足りない感じだったのですが、競馬場に来たら大丈夫だろうと思っていました。春と比べてスタートの出もあまり良くなかったですし、休み明け初戦という感じでした。考えていた中で一番嫌な展開になったのですが、やることはいつもと同じですので、あとはエンジンがかかってくれるかどうかと思いながら乗っていました。かかりはまあまあだったと思います。4コーナーでは、相手(ヴィクティファルス)に伸びられたら負けるという感じでしたが、底力で何とかやってくれました」
(橋本忠明調教師)
「本来なら白山大賞典からJBCと行かなければならないところだったのですが、行けませんでした。きょうのレースにもやっと間に合った感じでした。体調はギリギリ戻した感じです。暑さもありましたから、最近涼しくなったことは良かったと思います。
レースとしては、反応がもう一つのところ、鴨宮祥行騎手が(一周目)の正面でうまく動かしてくれたことが勝ちに繋がったと思います。次は、11月27日の園田金杯から、来年の佐賀記念を目指して頑張っていきたいです。それでも今回は南関東の馬に勝てましたし、来年からは頑張ってもらいます」
2着ヴィクティファルス(笹川翼騎手)
「引っ張る形の競馬でしたが、番手でも良かったかもしれません。3コーナーで首が上がったりするところがあり、勝負のポイントになったかもしれないです。JRAの時にはなかなか手前を替えなかったと聞いていましたが、きょうは最後以外は替えていました。きょうは相手の地力が高かったです」
(藤田輝信調教師)
「スムーズな競馬はできました。勝てるかと思いましたが、最後は差し切られました。相手は強かったです」
3着ノットリグレット(廣瀬航騎手)
「突き抜けるかと思いましたが、最後は脚が上がってしまいました。渋いところはありますが、反応しだしたらいい脚で伸びてくれます。状態は前回乗った時と同じぐらいでした。こういう形のレースでもいいです」
4着ラッキードリーム(笹田知宏騎手)
「無理して行き切ってマークされたら、気持ちに影響が出ることも考えました。勝ち馬が向正面で来た時に、ハミをかけて行ける体制でしたが、久々のぶんなのか、対応しきれませんでした。ただ、次へのめどは立ったレースでした」
5着シシュフォス(下原理騎手)
「逃げ馬がしっかりしていたので、好位の良いポジションで運べました。ただ、ペースアップした時に置かれてしまいました。その差だと思います」
(佐藤裕太調教師)
「流れが淡々として、最後、ペースが上がった時に、行けませんでした。脚はあるので展開次第です」
(取材:檜川彰人)

