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1月30日(木)、姫路競馬場(晴・良)で行われた地方全国交流の古馬重賞、第9回兵庫ウインターカップ(ダート1400m、出走12頭)は、道中は4番手から5番手のインを進んだ北海道のスペシャルエックスが直線で馬群の中から抜け出して先頭に立ち、外から迫ってきた地元・兵庫のエコロクラージュをクビ差退けて1番人気に応えた。4番人気のエコロクラージュが2着、1馬身4分の1差の3着が高知のイモータルスモーク、4着は佐賀のダイリンウルフ、5着は兵庫のサイレンスタイムだった。

勝ったスペシャルエックスは父ダノンレジェンド、母ファーマクリーム(母の父スニッツェル)の5歳牡馬。ホッカイドウ競馬で道営スプリントなど短距離の重賞を4勝、今回は前走の兵庫ゴールドトロフィーに続いての兵庫遠征で、重賞5勝目を挙げた。門別競馬場以外での重賞勝利はこれが初めて。通算成績は20戦8勝。鞍上は兵庫・杉浦健太騎手、北海道・田中淳司調教師の管理馬。

レース後のコメント

1着スペシャルエックス(杉浦健太騎手)
「直線に向いて進路が開いてからは本当にいい反応で、いい脚で突き抜けてくれました。スマートセプターがハナを主張することはある程度イメージできていて、その後ろでというのは想定内でしたので、いい内容で運べたのではないかと思います。ずっといいポジションをキープしながら4コーナーまで来ることができましたので、あとは進路が開いたらと思って乗っていました。この馬にはおよそ一年ぶりに騎乗しましたが、操縦性も良く、力のあるすごい馬だと思って、改めて感心しました。砂をかぶって少しひるむ面があると聞いていたのですが、しっかり最後まで走ってくれていましたので、その点は成長したのではと思います。
こんなに力のあるすごい馬に乗せていただいて、陣営の皆さんには感謝です。プレッシャーもあったのですが、しっかり結果を出せたので良かったです。ファンの皆さんの応援も力になりました」
(田中淳司調教師)
「初めての姫路だったのでどうかという思いはありました。人気にもなっていましたし、勝ててホッとしました。理想は番手かなという思いはあり、スタートで後手を踏んだのですが、杉浦健太騎手が上手く乗ってくれました。キックバックを嫌う面があって、3コーナーぐらいで下がる場面があり苦しいかなとも思いましたが、バテたわけではありませんし、最後は杉浦騎手が前が開くのを信じて乗ってくれたことが大きかったです。状態も、夏場に無理をさせませんでしたし、前走から一か月足らずでしたから、上手く調整できて、良かったと思います。
この馬で重賞を4つ勝たせてもらいましたが、他場では惜しいレースも多く、喜びもひとしおです。以前は逃げ一辺倒のところがありましたが、調教の甲斐もあり、幅が出てきたことも良かったと思います。道営の開幕まではこの馬に適した交流重賞を考えていきたいと思います」

2着エコロクラージュ(小牧太騎手)
「惜しかったです。直線では勝ち馬と同じところに入りたかったのですが、先に入られて、切り替えざるを得なくなりました。ですが、力は十分ある馬です」

3着イモータルスモーク(大山龍太郎騎手)
「位置取りとしては悪くなかったです。カジノフォンテンの手応えが思ったより良く見えなかったので、早めに動きました。勝ち馬の動きも見ながら仕掛けていって、最後はやったかなと思いました」

4着ダイリンウルフ(石川倭騎手)
「終いを生かす競馬をしようと思いました。最後はしっかり伸びてきたので、良い走りはしてくれました。もう少しスムーズに捌けたら3着以内はあったのではないかと思います。8歳馬ですが、充実を感じる内容でした」

5着サイレンスタイム(田野豊三騎手)
「スタートは、後手を踏んだというより、まわりが速かったという感じです。出して掛かるよりもと考えて、結果、後ろから運ぶ形になりました。内枠ということもあり、仕方なかったと思います。3、4コーナーの手応えも良かったのですが、4コーナーで内にモタれだし、ハミ受けが悪くなってしまって、ラスト200mは伸びてほしいところで伸びを欠く形になりました」

(取材:檜川彰人)

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