4月2日(木)、園田競馬場(晴・重)で行われた兵庫3歳三冠の第1戦、第58回菊水賞(ダート1700m、出走8頭)は、1番人気のゴッドフェンサーと2番人気のリーガルタイムの2頭がほぼ並んで逃げ、2周目3コーナーを過ぎて単独先頭に立ったゴッドフェンサーが後続を引き離し、4連勝で三冠初戦を制した。勝ちタイムは1分52秒6。後方にいた4番人気のミルトイブニングが5馬身差の2着、さらに5馬身離れた3着が2番人気のリーガルタイム、4着がゼウスシルエット、5着がサザンウォリアーだった。
勝ったゴッドフェンサーは父ルヴァンスレーヴ、母ヴルタヴァ(母の父ロードカナロア)の3歳牡馬。兵庫・盛本信春調教師の管理馬。鞍上は吉村智洋騎手。通算成績は8戦6勝、重賞は、前々走の園田ジュニアカップ、前走の兵庫若駒賞に続いて3勝目となった。
レース後のコメント
1着ゴッドフェンサー(吉村智洋騎手)
「きょうは前目のポジションが取れればいいと思っていました。ゲートの中は、はじめは良かったのですが、途中から違う枠の馬がガタガタし始めて、この馬も駐立が悪くなり、遅れてしまうかもしれないと思ったのですが、いいタイミングでスタートを切ってくれたので、良かったです。リーガルタイムが逃げるとは思っていませんでした。勝負どころでの反応は、そこまでガツンと来ていたわけではありませんでしたが、押し切るのではないかと思っていました。次に向けて、しっかり体調を整えていけば、次も勝ちに一番近いのではないかと思います」
(盛本信春調教師)
「前走からの調整過程が本当に順調でした。追い切りでもこの馬の動きができていましたし、自信を持って臨むことができました。パドックで2周ぐらい回った時、いつもと違う動きをしたので、私がパドックに入って落ち着かせました。レースは、この馬場状態でしたので、なるべく前がいいだろうと考えていましたが、理想的な位置で運ぶことができました。3コーナーではひやっとする場面もありましたが、最後は本当に強い内容で勝ってくれました。
調教では去年のオケマル(管理馬で去年の兵庫三冠馬)と並ぶ動きになっているので、そういったことが実になっての結果だと思います。次は、兵庫優駿に向けて、気を抜かずに調整していきたいです。大型馬ですから、これからの季節、暑さには注意を払いたいと思います」
2着ミルトイブニング(吉原寛人騎手)
「初めて乗せてもらいましたが、操縦性がいい馬で、長い距離の方が合っていそうでした。器用に競馬をこなせる感じで、もう少しトモに力が入ってくれば、もっと走っていいのではないかと思います」
3着リーガルタイム(下原理騎手)
「思ったより前につける形になり、乗っていて驚きました。それだけスタートがしっかりしてきた証拠だと思います。これならと思いましたが、相手は3コーナーから力が違うと思いました。その時点で手応えが怪しくなっていました。道中のペースは、掛かることなく、良いくらいだと思っていました。折り合い重視でした。勝ち馬は強かったです。勝つためには何かが必要です」
4着ゼウスシルエット(笹田知宏騎手)
「前走は前半にハミを取られたので、折り合い重視で運びました。折り合いはつきましたし、ロスなく運べましたが、やはり距離でしょうか。思いのほか伸びてくれませんでした。ですが、よく頑張ってくれています」
5着サザンウォリアー(廣瀬航騎手)
「今までは自分でペースを作ってきましたから、上がりが伸びていました。追いかける展開は厳しいかもしれません。砂を被ることも嫌がっていました。前で受けて瞬発力勝負の方が合っていると思います」
(取材:檜川彰人)

