4月19日(日)、佐賀競馬場(小雨・不良)で、今年新たに創設された3歳短距離三冠の一冠目、第1回佐賀城下スプリント(ダート1300m、出走12頭)が行われ、中団から追い上げた2番人気の牝馬フラクタルが4コーナーで3番手に上がり、3コーナーで先頭に立ったハクアイドゥマンを直線でとらえ、4連勝で短距離三冠の初戦を制した。勝ちタイムは1分22秒6。
8番人気カシノフレックスがゴール前追い込んで2馬身差の2着、クビ差3着が4番人気ハクアイドゥマン、4着が1番人気ラウダーティオ、5着がカイリクイーンだった。
勝ったフラクタルは父フィレンツェファイア、母クアルティエーレ(母の父ネオユニヴァース)の3歳牝馬。今年1月までJRAで走って7戦未勝利ののち佐賀へ転入、初戦は2着だったが2戦目から4連勝とした。重賞は初勝利で、通算成績は12戦4勝。佐賀・真島二也調教師の管理馬。鞍上は笠松の渡辺竜也騎手。
レース後のコメント
1着 フラクタル(渡辺竜也騎手)
「前回まで石川慎将騎手が乗っていたレースを見て、とても力のある馬だと思いましたので、期待を持ってレースに挑みました。前回までのレース運びをイメージしていたのですが、馬のテンションも乗っていて、仕上がりは良いのではないかと思いました。レースではこの馬のペースで運ぶことを意識して乗りました。ペースも流れていましたし、相手だと思っていた2頭が4コーナーで射程圏内にいて、いいレース運びができたのではないかと思います。抜け出すときも力強く走ってくれて、いい馬だと改めて感じました。また騎乗依頼をもらえれば乗りに来たいと思います」
2着 カシノフレックス(田中直人騎手)
「今回は先行馬も揃っていて、流れも速くなりそうだったので、最初から下げて砂をかぶせる予定でした。砂をかぶっても問題なかったですし、最後はしっかりと上がりの脚も使ってくれましたので、今後につながる走りはできたと思います」
3着 ハクアイドゥマン(石川慎将騎手)
「状態面も変わらず来ていましたし、返し馬の感じも良かったと思います。この馬の競馬には持ち込めましたが、序盤が息の入らない流れになってしまったので、最後は甘くなってしまいました。きょうは展開がすべてでした」
4着 ラウダーティオ(山口勲騎手)
「スタートは前回よりも良かったですし、位置取りもスムーズでした。前走もペースは流れていましたし、今回の道中のペースもこなせる範囲だと感じていましたが、前回ほどの手応えが無かったです」
5着 カイリクイーン(下原理騎手)
「スタートはあまり出る方ではなかったですが、上がりの脚はしっかりと使っていました。今日のように前が流れる展開になれば、なお良いと思います。今日は折り合えましたが、少し掛かりそうな感じはありましたので、距離は短い方が合うかもしれません」
(取材協力:うまかつ.net)


