浦和競馬場(曇、稍重)で24日、第30回さきたま杯(JpnI、ダート1400m)が行われ、道中3番手追走の2番人気ロードフォンス(JRA)が直線で抜け出して優勝した。勝ちタイムは1分25秒3、勝利騎手は横山和生。
2着は後方から追い上げた1番人気のウィルソンテソーロ(JRA)で、8番人気のイグザルト(大井)が地方馬最先着の3着に入った。3番人気のヤマニンチェルキは10着だった。
勝ったロードフォンスは父ロードカナロア、母オーシュペール(母父ダイワメジャー)という血統の6歳牡馬で、栗東・安田翔伍厩舎の管理馬。通算22戦8勝で、重賞は昨年2月のかきつばた記念(JpnIII)、今年2月の根岸S(GIII)に続く3勝目で、JpnIはこれが初制覇。
<レース後のコメント>
1着 ロードフォンス(横山和生騎手)
「浦和の1400mなので、スタートはしっかり出していって、ハナを取るつもりでもいいと思っていましたが、2頭が主張してきたので、そこからはしっかり折り合いをうまくつけて、コーナーだけは怪しかったのですが、よく辛抱してくれたと思います。(道中は)右に張って乗りづらいと思いましたが、でも、まだ涼しいとはいえ、蒸し暑くなってきた中で、良い状態で持ってきてくれた厩舎スタッフと馬に感謝ですね。(浦和の小回りコースは)僕がうまく乗れればこなしてくれるのではないかと思っていたので、こなしてくれてよかったです。ロードフォンスは1勝クラスから乗せてもらって、思い入れの詰まった馬ですし、この馬とJpnIを、さきたま杯を勝てたのが、本当にうれしいです」
(安田翔伍調教師)
「調教助手時代に携わったロードカナロアの産駒でJpnIを勝てて、ゴールに入った時には涙が出ました。1月、2月と比べると活発さがちょっと足りないかなと感じていましたが、まだ酷暑にはなっていなかったですし、例年よりは(この時期に)活気がある動きが出来ていました。この条件は(JpnIが)年間を通してもめったにないですし、何とか体力を維持していければと思っていましたが、返し馬を見て良いコンディションで迎えられたと思っていました。
(浦和コースへの対応は)ジョッキーに殆ど任せていましたが、難しいコースであるとは思っていたので、この枠を生かしつつ、気をつけて乗ってくれればとだけ話しました。(この馬の魅力は)懐っこいところですね。普段は可愛い馬なんです。今日頑張ってくれて、夏の過ごし方は難しくなるかもしれませんが、まずは馬の回復を見て、今後は海外も選択肢に入れて考えたいと思います。大勢のファンの方々の前で勝てて、本当に嬉しく思います。これからも応援よろしくお願いします」
(取材:大関隼)
2着 ウィルソンテソーロ(川田将雅騎手)
「勝たせてあげたいところではありましたけど、力は示してくれました」
3着 イグザルト(矢野貴之騎手)
「スタートで出過ぎたところがあって、道中の難しさがありましたが、前半ガチャっとした分、うまく位置を下げることができました。道中の運びさえうまくいけば、素晴らしい切れ味を持っていますね。広いコースの方が良さそうな感じでしたが、いい切れ味を持っています」
5着 ママコチャ(武豊騎手)
「手応え良く道中も上手に走ってきましたが、手応えほど伸びなかったので、ベストは1200mではないでしょうか。ダートも上手に走れていました」
9着 シャマル(川須栄彦騎手)
「すごく良かったと思います。スタートしてから1コーナーまでは主張して行って、馬も応えてくれました。終始、番手の馬に早め早めに来られて、展開的に厳しかったのですが、今日のこの条件の中でしっかり頑張ってくれたと思います」
(2着以下の関係者コメントは埼玉県浦和競馬組合リリースによる)


